△届け。 ページ43
｢俺、決めましたよ。ちゃんと｣
｢ん…？なにが｣
一世一代の言葉。
ちゃんと、聞いててくださいね。
気づけば目で追って、誰にも渡したくなくなっていた。
無口で、表情の読めない俺にも優しく手を差し伸ばしてくれた。
｢俺は、あなたが好きです。どうしようもないくらい好きなんです。｣
先輩は、何も言わずに俺を見つめる。
｢あなたを、他の誰かに渡したくない。ずっと、追いかけてきたんです。だから、だから…｣
目を細め、俺の言葉を待つA。
｢おれと、付き合ってくれませんか。絶対に後悔させません。あなたを幸せにしてみせます｣
最早、プロポーズくらいに重い言葉。。
俺にはあなたしかいない。
あなたにとっても、俺しかいないようになってほしい。
先輩の幸せを、俺が作りたい。
ただのわがままで、昔からずっと願ってきたことやけど。
どうか、あなたに届いてほしい。
-------------
短くて申し訳ないです。
17日くらいまでは更新できないと思います。ご了承ください。
私が書いている作品はほかにもありますので、良ければ見てってください。
黄色の彼。(完結済み)
【wrwrd】俺は。【sha】
青色の彼。【d!】チョコレートみたいに甘く溶かして。【ut】
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さくら - 下に同じく。説明文で面白いと見た。そして読んで更に面白いと思った。後輩くん好きなんでほんとこの小説神ってます！ありがとうございます！！ (2022年9月20日 17時) (
レス) id: 1fc21789e4 (このIDを非表示/違反報告)
ちぇる(プロフ) - える＠脅威さんが好きです！さん» 随分古い作品なのにコメントありがとうございます！笑 (2022年3月11日 10時) (レス) id: f71e4746a6 (このIDを非表示/違反報告)
える＠脅威さんが好きです！ - 「リアル後輩がむっつりだったので書きます。ごめんね。」で私は面白いと確信を得た。 (2022年3月11日 1時) (レス) id: 2c1cc6224f (このIDを非表示/違反報告)
ちぇる(プロフ) - RURUさん» ありがとうございます！ (2021年1月20日 8時) (レス) id: 2136318bfb (このIDを非表示/違反報告)
RURU - 好k(昇天) (2021年1月20日 6時) (レス) id: cf91128782 (このIDを非表示/違反報告)
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