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就寝 ページ10
牛島さんは姐さんを抱えながら立ち上がった。
「俺が蓮と寝る」
「いや聞き返したわけじゃナイんだけどね。……大丈夫？」
「問題ない」
いや牛島さん……ポヤポヤしてんの丸分かりなんすけど……
「でもまぁ確かに若利は実質一人部屋だもんな」
この寮での部屋割りは寮長…姐さんが決めた。俺は賢二郎と。瀬見さんと獅音さん。天童さんと山形さん。そして牛島さん、五色、姐さんは1人だ。まあ学年で分けたらレギュラー1年はぼっちになる運命だよな←
「てかさ、蓮って一晩で元に戻るんじゃなかったっけ？」
「……上に寝かせればいい」
あ、マジで一緒に寝るつもりだったんだ←
「じゃあ服も必要ですね」
「あーそれならさっき佐々木が置いてったぞ」
瀬見さんの手には紙袋。もしかしなくても中は見ちゃダメなやつだ。
「じゃあ牛島さん、お願いします」
「ああ」
「間違っても変なコトしないようにネー」
「しない」
……俺も寝るか。
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作者名：すみた先生 | 作成日時：2020年12月15日 21時
