Painful love

. 朝 ページ11

. ( チネンside )







知 「 んん … 」

目を覚ますと自分の家のベッドの上にいて

知 「 … え！？ 」

何故か涼介がベッドの横で僕の手を握って寝てる

山 「 んん … あ 起きた ？ 」

なんて 冷静な顔で言ってる

知 「 起きたけど … 朝まで居てくれたの ？ 」

山 「 うん 、ちねんが行かないでって言うから 」

え 、言った覚えはない
寝ぼけてなんて馬鹿なことを僕は言ったんだ

知 「 この 手って … 」

山 「 ちねんが握って離さなかった 」


恥ずかしすぎて顔から火が出そうとは
このことを言うんだろうな
穴があったら入りたいって気持ちも今なら分かる

知 「 ごめん … 」

多分すっごく顔が赤いから
俯きながらそう言うと

山 「 いーよ 、今日オフだし ！
… って顔赤くね？ちねん 」

知 「 うるさい 、見ないで 」

そう言うと
「 はは 、」 なんて笑って馬鹿にしてくる

山 「 可愛いねえ 」

なんて言ってきて
この可愛いも弟みたいで可愛いってことなんだろうなって思うと少し悲しくて

でも 涼介と笑って過ごす
こんな朝が幸せで
ずっと続けなんて思ったりして





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( 短くてごめんなさい )

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