【松野千冬】私の理想の王子様

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隆「A〜」


貴「あ！！たかちゃ〜ん」


タイミングよく私のクラスに来たたかちゃんに思い切りダイブする。


おっと。と行ってちゃんと抱きとめてくれるたかちゃん。


貴「たかちゃん、たかちゃん。私この服似合ってないかな・・・」


隆「見るから離れてA」


渋々たかちゃんから離れて裾をキュッと握りながらたかちゃんの前に立つ。


隆「いや。似合ってるよ？可愛い。まぁでも丈が短いかな」


貴「あ、でもこれ中はショーパンになってるからキュロットみたいな感じ」


ペロッとめくってみせると辞めろ。と言いながらすごい速度でスカートを戻した。


隆「家じゃないんだ」


なんか、私の後ろの方睨んでる？


振り返ってみると後ろにいる男子は全員私たちに背を向けていそいそと作業している。


たかちゃん誰に睨んでんだろ


貴「でもたかちゃんに可愛いって言って貰えたからいいや！」


当日はヘアメがんばってこれを着こなせるように頑張ろう！

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