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声が聞こえて顔を上げると、そこには私がずっとずっと会いたかった千冬くん。
「んだ、てめぇ。邪魔すんなよ!」
私に絡んでた男たち3人は千冬くんに飛びかかろうとしたが、華麗な身の交しで彼らを避け的確に蹴りやパンチを食らわせ意図も簡単にノックアウトさせた。
す、すごい。千冬くんって強いんだ。
千「大丈夫!Aちゃん。どこも怪我してない?」
私を支えて立たせてくれる千冬くんの手は凄く優しくて、でもとても頼もしかった。
貴「う、うん。助けてくれてありがとう!ち・・・松野くん」
千冬くんって言いたかったけど、流石にまだ馴れ馴れしいよね。
千冬くんは私がたかちゃんと兄妹だから名前で呼んでるだけだし。
うん。きっとそこに他意はない。
千「・・・少し、休もうか。そこにベンチあるし」
貴「え?」
気が付かなかったけど、私の手と足は小刻みに震えていた。
それに気づいて千冬くんは私に付き合ってくれるんだ。
はぁ。
なんて優しい人なんだろう。
ほんとスマートにこういうこと出来て、少女漫画だったら王道のヒーローだよ。
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作者名:藤りあ | 作成日時:2021年9月9日 16時