プロローグ《ろ》 ページ3
学園に行くまでのお話
とりあえず家に着いたものの、やっぱり体が変だ
妙に頭がボーッとして、フラフラする。
黒古毛さんの料理がここまでとは…
私は、両親に軽く言ってさっさと寝る事にした
布団に入っても頭がクラクラする。
黒古毛先生は何を入れたんだろうか?
何か、毒物を入れていないだろうか?
頼むから毒物じゃありませんように。
私は、神様と仏様にそう願って眠りについた。
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目が覚めて起き上がると、
なんだか体が軽くなったような気がした。
意外と、黒古毛さんの料理には効果があるらしい
でも、少し違和感がある。
何故か、周りの押し入れや布団が大きく見え
私の腕や足がいつもより短い。
私は不安な気持ちを抑え、両親に姿を見せに行く
『父ちゃん…母ちゃん…なんか体が変…』
そう言った私を振り返って見た両親の顔は、
ものすごく引きつっていた。
そして、その時間がしばらくの間続いた。
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両親の衝撃的な顔からしばらく経つとじいちゃん
が食材取りから帰って来た。
じいちゃんも私を見て空いた口が塞がらなかった
そして、父ちゃんと母ちゃんとじいちゃん、私で
今回が初めての家族会議が行われた。
とりあえず、こうなった原因の予想はただ一つ
『黒古毛の作ったもんを食べた』
予想が当たったとしても、
私はどうすればいいのだろうか?
どのくらいの時間をこの状態で過ごすのか?
そして、この体で何をしろというのか?
じいちゃんの忍者食作りの手伝いも無理。
忍者の仕事も無理。飴探しの旅も無理。
私は、また、不安に駆り出される事になる
「般蔵の奴またろくでもねぇ物を…気分どうだ?」
「体…他に変なとこない?」
「ふむ………」
父ちゃんと母ちゃんは私の体の心配をしてくれる
じいちゃんは、どうしようかと頭を悩ませる
どうも、しばらくはこのままらしい。面倒だな。
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「…よし!分かった!大川の奴に頼もう!!」
じいちゃんはそう叫ぶと、突然外に出ていった
父ちゃんと母ちゃんは驚きながらじいちゃんを
追っかけて行く。私は、部屋でポツンと一人だ。
そして、少し時間が経つと三人が戻って来た
どうも、鷲に手紙を届けさせていたらしい。
『手紙?どうして手紙を?』
私が質問すると、じいちゃんはニッコリ笑って
「お前、忍術学園に行くんだ」
と突然発表すると、私を正座させた。
父ちゃんと母ちゃんは、慌てながら別の部屋に
掛けて行った。何が始まるんだろうか?
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ユリリン - わかりました。気長に待つことにします。無理せず書いてください。続き楽しみに待っています。 (2019年11月17日 9時) (レス) id: 4f0d699f1e (このIDを非表示/違反報告)
焼きもろこし(プロフ) - ユリリンさん» お話がいっぱいになり、続編を作ろうかな?と思ったのでタイトルも変えちゃいました!(●´▽`●)__続編のためにお話を少し書き進めたいので更新が遅れると思います、ごめんなさい!(--;)急ぎで書きますので、気長にお待ちいただけると幸いです\( 'ω')/ (2019年11月16日 15時) (レス) id: 64f6e97c25 (このIDを非表示/違反報告)
ユリリン - タイトル変えたんですね。更新楽しみに待っています。続きがんばって書いてください。 (2019年11月16日 14時) (レス) id: 4f0d699f1e (このIDを非表示/違反報告)
ユリリン - 更新されたんですね。待ってました!焼きもろこしさんの思う通りに書いてください。私のリクエストはスランプや困ったときに使ってください。また案が浮かんだらリクエストしてもいいですか? (2019年11月11日 9時) (レス) id: 4f0d699f1e (このIDを非表示/違反報告)
焼きもろこし(プロフ) - ユリリンさん» やっと更新が出来ました!(●´▽`●)……ですが、せっかく頂いた案で書けませんでした…ごめんなさい!(;A;)/少し書く内容が浮かんできたので、別の話で改めて使わせて頂きます!(´∀`)/いつもありがとうございます! (2019年11月9日 22時) (レス) id: 64f6e97c25 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:焼きもろこし | 作成日時:2019年6月29日 7時