【忍たま】チビになったけど飴舐めるわ

ごめん、もう一回言って？ ページ11

(Pardon？)



私は、皆の回答に何度も聞き返す
【各委員長の変更】【文化祭】【大運動会】

普通なら時間もかかり、先生・生徒から反感が
来るだろうに……
何故突然行われるのか、全く理解できない
そう思いながら、皆からその時の様子を聞いて
先生を待つ

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・

・

しばらく経つと汗だくになった先生が戻って来た
どうも、本当に実習訓練をするらしい
一年生だけでは流石に危険だと他の先生に言われ
二、三年生もついでに参加。
明日の朝丁度にスタートで、どんなルールかは
朝の朝礼で説明されるらしい。
土井先生はそう説明し終わると、色々と準備が
あるようで、また消えてしまった。

皆は、ため息を着きながらも落ち着いていて
それぞれどんな事があるのか予想している。


(はぁ〜大変な事になっちゃったなぁ…)


私がため息をついて不安になっていると、
後ろから声を掛けられた
なんだと思って振り返ると、私が背中をさすった
男の子が何人かと一緒にいた



｢さっきはありがと…僕、怪士丸…ろ組だよ…？
三人は僕と同じ組の平太、伏木蔵、孫次郎……
真城くん、どうぞよろしく……｣


四人は少し微笑みながら私と握手をする
どうもろ組の担任も準備でいないらしい
四人にも『呼び捨てで』と話していると
後ろからまた四人、顔を覗かせた



｢君、新しく来た真城君だよね？
僕らは一年い組の生徒なんだ、僕の名前は彦四郎
コッチは一平、佐吉、伝七、これから宜しく｣


彦四郎は手を両手で包むとニコニコ笑う
すると、一平も同じように握手をしてきた
私も嬉しくなり、改めてよろしくと言うと、
隣にいた二人は腰に手を当てて鼻で笑ってきた


｢フンっ…どんな奴が来たのかと思ったら
は組と同じような、ぼんやりさんが来たんだな
せっかく、優秀ない組が友達になってやろうと
思って来てやったのになぁ〜｣


｢そうそう、もっと優秀な奴だと思ったのに
こ〜んな、ぼんやりさんだとは驚きだ〜｣



二人はそう言ってニヤつく
すると、は組とろ組が怒り始める
二人が私に言った事に怒ってくれているらしい


(本当はあんま気にしてないけど…
まあ、言い方は少し直した方がいいか

……治すキッカケにでもなってくれるかな？)


｢みんな、別にいいよ？
初めてあった相手にこんな口の聞き方する人と
友達になろうだなんて、ひっとつも思わないから｣


私は、そう言って教室を出ていく
後ろから皆の声が聞こえるけど止まらない
まあ、その辺の部屋に隠れて怒ってるフリでもするか

先生も認める危険さ→←い組、ろ組、は組

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