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R side
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苺野高校3年生だったあの時。
配信でも言ったことがあるように俺は先輩が好きだったから、先輩が卒業しちゃって悲しかったけど、気になる子がいたんだ。
「ちょっと、嫌がってるでしょ?やめなさいよ」
「またお前かよ、懲りない奴だなー」
「懲りないのはあんたでしょうが!」
なんてやり取りを良く教室で見掛けていた。
正義感が強くて、困っている人を見過ごせない、そして
「大丈夫?なにがあったの?」
「赤星くん...別にね泣いてるんじゃなくて、目にゴミが入っただけだから。でもハンカチありがと」
涙脆い一面もある。そんな優しくて可愛い君のことが気になってた。会えるかなって、この同窓会にも参加した。
だから会えて、助けて貰って、一緒に帰れて嬉しい。
そんな君の好きな人は
「私、莉犬くんって歌い手さんが好きなんだぁ」
俺だった。
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ゆづき - コメント失礼します!めっちゃ素敵です!更新頑張ってください! (5月7日 18時) (レス) @page8 id: 613bf5e8b2 (このIDを非表示/違反報告)
日菜(プロフ) - 雪凪-セツナ-さん» 素敵なコメントありがとうございます、筆が止まっていたのですがセツナさんのコメントで進めることができました。これからも見ていてくれたら嬉しいです! (2022年8月26日 1時) (レス) id: 7e8fa050b5 (このIDを非表示/違反報告)
雪凪-セツナ- - 凄く面白かったです!!更新頑張ってください。応援しております。💪 (2022年8月24日 13時) (レス) @page5 id: e0938db3cf (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:日菜 | 作成日時:2022年8月17日 12時