ある帽子の男 ページ8
そういう描写入ります。
┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈
？？side
あー今日もゴミ溜めだなここは……
「はぁ……っは、……───！」
あぁ？こんな朝っぱらからやってんのか？まったく……
やんなら外じゃなくて店でやれって……
「……っな、んで…………やだ……！……父…さん……」
「っはぁ……A……あぁ、俺のA……！」
おいおいマジかよ……親子でか。しかも一方的にしてんじゃねえか。
いや、ここじゃ外でやってる奴なんていくらでもいるし、そこに必ず合意がある訳じゃねえ。……けど、親子か……
？？「おい、邪魔だ」
そいつは俺に気づいていないようだった。一心不乱に腰を振ってはぁはぁ息巻いてやがる。……ガキの方は気づいたか。
ガキにはうんざりだ
？？「おい、退け」
腹を蹴り上げれば、やっと気づいた。丸出しのみっともねぇ格好で驚いた顔をしている。
「な、なんだお前！」
？？「俺の場所に勝手に入ってんじゃねえよ」
「俺のAとの時間を邪魔するな！」
ガキの体なんて見たって何も思いはしねぇが、何となく気が散るから着ていたのジャケットを被せた。震えながら声も発さず泣いているのはAというらしい。
？？「ガキ相手にはぁはぁ言ってんじゃねえよ見苦しい」
唾を吐く。するとそいつは顔を面白ぇくらいに真っ赤にさせて怒鳴った。
「言ってないっ！！俺のは愛情表現だ！」
？？「は？何言ってんだ。テメェ今そいつのこと無理に押し倒してたじゃねえか」
ズボンを履き直し、シャツの襟を正した。どうやら地下の人間じゃあなさそうだな
「A、また来るからね。待ってて」
ガキの頭を撫でて頬に口付けしたら、そそくさと走り去った。
ガキはというと、まだ震えて……あ？
「─────。─────……！」
？？「……」
近寄ってみると
「殺して、やる……！殺してやる……！！」
……あいつとは違う目だな。
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すみた先生(プロフ) - Gall〆Йさん» 温かいコメントどうもありがとうございます！アンケートの結果を見て考えたいと思いますので、もう少しだけ待っていて欲しいです。 (2021年3月27日 14時) (
レス) id: 547ebe12b8 (このIDを非表示/違反報告)
Gall〆Й(プロフ) - めっちゃ読みたいです！ (2021年3月27日 14時) (レス) id: 451d341f0f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：すみた先生 | 作成日時：2020年12月12日 14時
