王家 ページ37
『おい。ハンジはどこだ』
エレン「大至急エルヴィン団長と相談しなければならないと言って飛び出して行きました」
『チッ……あのメガネ』
リヴァイ「二ファ、夜通しの伝達ご苦労だったな」
二ファ「……いえ」
リヴァイ「早速だがエルヴィンの伝言を聞かせてくれ」
二ファ「……しかし彼らは……？」
二ファの目線の先には椅子に座る人物が2人。
リヴァイ「リーブス商会だ。問題ない、話せ」
二ファ「は、はぁ」
リーブス「席を外すことくらい何ともねぇよ旦那」
『そういう事じゃねえ。そこに座って聞いててくれ。そういう契約だったはずだ、隠し事はしねえ』
リヴァイ「あんたらのことは信用してる」
リーブス「へぇ……今日初めて紹介した俺のせがれも信用するってのか？」
リヴァイ「リーブス商会の人間であれば当然だ。
フレーゲルだったな？お前を歓迎する」
ﾌﾚｰｹﾞﾙ「あんたは……リヴァイだったっけ？歓迎してるつもりなら茶菓子くらいそろそろ出てもいい頃だよな？」
『その度胸だけは褒めてやるよ。だが生憎ここには茶菓子がねぇ』
リーブスはフレーゲルの頭を無理やり下げさせた。
リーブス「すまねぇ……いつかこいつに俺の跡を継がせるつもりで色々連れ回してんだが……甘やかしちまったせいで、てんでガキのままだ」
『らしいな。だが席を外すことは駄目だ。ここで一緒に聞く、これはあんたらとの信頼関係において大事な事だ』
リーブス「……分かった。ここに座って聞くから進めてくれ」
二ファ「では、ヒストリアをどうやって女王に即位させるかの件に関してですが……」
ﾋｽﾄﾘｱ「え？」
アルミン「……女王？」
『お前言ってなかったのか』
リヴァイ「言い忘れていた」
『じゃあ俺から言ってやる。
現在のフリッツ王家は本物の王家の代理みたいなもんだ。その本物の王家ってのが……レイス家だ』
動揺するか……まぁそりゃそうか。そんな図太かったら苦労しねぇ。
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すみた先生(プロフ) - Gall〆Йさん» 温かいコメントどうもありがとうございます！アンケートの結果を見て考えたいと思いますので、もう少しだけ待っていて欲しいです。 (2021年3月27日 14時) (
レス) id: 547ebe12b8 (このIDを非表示/違反報告)
Gall〆Й(プロフ) - めっちゃ読みたいです！ (2021年3月27日 14時) (レス) id: 451d341f0f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：すみた先生 | 作成日時：2020年12月12日 14時
