リーブス商会 ページ32
リヴァイ「中央憲兵との交渉内容と、あんたらの目的が知りたい」
リーブス「交渉？そんなものは無い。命令され従った。俺らの目的は"全てを失わないために命令に従う"だ。
しかし夜襲も拉致も失敗した。俺らリーブス商会は全ての財産を何らかの罪状で王政に没収され、従業員とその家族は路頭に迷う。おまけに俺と数人の部下は口封じのため……何らかの事故に遭って死ぬだろう。
一つ良いことを教えてやるよ旦那。
まぁ、普段巨人共を相手に殺し合ってるような俺らにチンピラが何か出来るって、まず無ぇわな。
確かにヤツらの頭は足りねぇらしい……それは分かるが、
『ンな馬鹿共に大人しく殺されるとは……それこそバカがすることだ』
リーブス「あ？バカだが人類の最高権力者共だ。お前らだって服すら着れねぇバカに食い殺されてんだろが」
リヴァイ「……なるほど、確かにそうだ。だが俺らは巨人を殺すことも出来る。
巨人と同じだ。どうせ死ぬなら試してみればいい」
リーブス「駄目だ」
リヴァイ「何故？」
リーブス「失敗して死ぬ部下が増えるだけだ」
『気にすんなどの道同じだ』
リーブス「何だと？」
『まぁ聞けよ。
あんたの街は破綻寸前だろ？一時は巨人に占領され、半ば壊滅状態。だが……それにしちゃまだ人がいるな。それは扉を埋め固める作業兵と、巨人襲撃に備える兵士がいるからだが……
そこにリーブス商会が人と仕事を結びつけてるってのもデカいんだよ』
リヴァイ「しかしこのままではリーブス商会が消滅し、この街はとどめを刺され完全に機能しなくなる。その場合、路頭に迷うのはあんたの所の従業員だけではなくなる。兵士を除く街の住民全てがその対象だ」
『何人が冬を越せるだろうなぁ……確かに中央憲兵に殺される方がまだ楽かもしれねぇ』
リーブス「あぁ、そうなるだろうな……お前らがエレンとクリスタを寄越さねぇせいで人がごまんと死ぬだろう……
それで？俺の部下とこの街の住民を餓死させねぇためなら人類の希望をくれるってのか？」
リヴァイ「その通りだ。
エレンとクリスタをお前らにやる」
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すみた先生(プロフ) - Gall〆Йさん» 温かいコメントどうもありがとうございます！アンケートの結果を見て考えたいと思いますので、もう少しだけ待っていて欲しいです。 (2021年3月27日 14時) (
レス) id: 547ebe12b8 (このIDを非表示/違反報告)
Gall〆Й(プロフ) - めっちゃ読みたいです！ (2021年3月27日 14時) (レス) id: 451d341f0f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：すみた先生 | 作成日時：2020年12月12日 14時
