オレンジ色の太陽

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『………はい。…………ちょっとだけ抜けます………』



ディレクター「あと15分だからね！………笑ってた方が可愛いんだから、全部吐き出して戻ってくるのよ？」



『はぃ………』



溢れそうな涙を堪え、Aは屋上に向かった。屋上のドアを閉めた途端、涙は止まることを知らない滝のように溢れた。Aは悔しくて悔しくて、15分の時間を存分に使った



『ｳｯ…………ｳｩ…………』





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in楽屋

ガチャ

『遅れてごめんね！』



健「ん？大丈夫、大丈夫！」



准一「ディレクターが笑いながら、遅いって怒ってたけどなんかあった？？」



『ううん笑へーきへーき！』



健「へーきって感じの顔してないけど？？」



Aはへへっと笑って、健に言った。



『こんなに笑えてもへーきじゃないって言うならそうかもだけど』



健「それが本物の笑顔ならいいけど」



健がそう言うと、怖がったような表情をして言った。



『なんてこと言うの？？ほんとに怖い怖い』



その場が笑顔に包まれた。



健「よし！飲みに行こー！」



准一「俺は行ける！！」



健「じゃあオカダ収集よろしく！」



そんなことを言いながら出ていった。でも、Aは見ていた。そんなことを言いながらも健は、心配して准一の顔を見ていたことを

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