14 ページ15
Aside続き
『うわぁー最悪………』
血がどんどん滲んでくる。とりあえず、デニムのポケットから慌ててティッシュを取り出して傷口に当てた。血が少し収まってから戻ろうと思い、時間を確認した。するとあと13分ぐらいあったので、少し端によってティッシュを当てた。
.
no-side
健「Aちゃん遅くない?」
准一「そうだね………俺見てこよっか?」
准一が行こうとしたが、健はそんな准一を止めて、近くの自動販売機に向かった。
健「あっ、居た!何してたの?心配した」
『ごめんね!ちょっと転んじゃって、』
Aは勘づかれないように膝を隠した。それでも、健くんの鋭い勘はそんなことでは通用せずに、すぐ気づかれてしまった。
健「え、怪我してる?大丈夫??立てる?」
『立てる立てる!!大丈夫だよ!!』
そう言って、サッと立つと今まで座ってたからか、貧血でフラっとした。
健「あっ………ぶない!抱えていけないから、俺につかまってて。」
健は言いながら腕をAの方へ出した。
Aは言葉に甘えて、その腕を掴む。
『ごめんね、痛くない?』
健「全然大丈夫だから、今は俺じゃなくて自分を気にかけて、」
健はその一言を発して、楽屋に向かって歩いた。Aは嬉しくて、ついこころが暖かくなった。
61人がお気に入り
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
みさき(プロフ) - ヒナさん» そう言っていただいて、とても嬉しいです!なるべく頻繁に更新しようと思うので、これからもよろしくお願いします! (2018年9月29日 17時) (レス) id: 5ea3fdb7da (このIDを非表示/違反報告)
ヒナ - めっちゃおもしろいですね!早く更新して欲しいです! (2018年9月28日 15時) (レス) id: d5541f386d (このIDを非表示/違反報告)
みさき(プロフ) - 優さん» こちらこそごめんなさい。注意書きと誤字修正しようと思います。 (2018年9月25日 18時) (レス) id: 5ea3fdb7da (このIDを非表示/違反報告)
みさき(プロフ) - 優さん» とが多かったですね。 (2018年9月25日 18時) (レス) id: 5ea3fdb7da (このIDを非表示/違反報告)
みさき(プロフ) - 優さん» 間違えました。誤字多くて本当ごめんなさい (2018年9月25日 18時) (レス) id: 5ea3fdb7da (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:美早紀 x他1人 | 作成日時:2018年7月31日 22時