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窓から眺めるより空がずっと近く感じる。運動部の掛け声や歓声などが遠くから聞こえてくるここは、学校の屋上だ。
普段立ち入り禁止になっているそこは、意外にも管理がガバガバであるため、僕はこうして何度かこの屋上に立ち寄っていた。
「…………」
比較的活動日数が少ない部活に入っている僕は、意外にも演劇部に所属している瑞希を待つため、こうして時間を潰していた。いつもは図書館や自分の教室などを利用しているのだが、今日はそんな気分ではなかった。
そんなわけで僕は、ボロボロで今にも崩れ落ちそうなフェンスの前で、ボーっと部活に励む生徒たちの様子を眺めていた。
「――どーん！」
そんな大声とは裏腹に、触れるだけの力で背中が押される。聞き覚えのあるその声は間違えるはずもなく、振り返ると予想通り瑞希が立っていた。
「うわぁコイツ今僕のこと突き落そうとしましたよー」
「してませんー触っただけですぅー」
そんなふざけたやり取りをしていると、瑞希も僕の横に立った。何かを考えるような顔つきでグラウンドを眺めている。声を掛けようとも思ったが、なんだか面倒くさい気がしたので、そのまま黙っておいた。どうせ少ししたら向こうから話しかけてくるのだから。
「……あのさぁ」
「ん？」
思った通り、痺れを切らした瑞希が話しかけてきた。そんな『自分困ってるんで話しかけてくださいアピール』なんて小細工、僕には効かないって何度やったらわかるのだろうか。
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眠井さん - みっくす13。さん» みっくす13。さんおはこんばんにちは！ありがとうございます！とても励みになります！失踪しないように気を付けたいと思います…(笑) (2020年5月19日 8時) (
レス) id: e5ab6b52a6 (このIDを非表示/違反報告)
みっくす13。 - (ｷｷｰｰｰｯｯ！！)おはこんばんにちは！みっくす13。と言う者です！この小説、面白いです！ゆっくりで良いのでこのまま続けてくれると幸いです！では、以上!(ﾌﾞﾛﾛﾛﾛﾛﾛﾛﾛﾛﾛﾛ…) (2020年5月19日 1時) (レス) id: ebaa9545e3 (このIDを非表示/違反報告)
眠井さん - くずをさん» ありがとうございます！自分の妄想を形にしているだけではありますが、皆様に評価されるような小説を書いていけるよう努力します！更新頑張ります！ (2020年2月29日 22時) (レス) id: 2b50fcc9a8 (このIDを非表示/違反報告)
くずを - 好きです！もっと評価されるべき！次の更新待ってます！ (2020年2月29日 11時) (レス) id: f3d3ee67c0 (このIDを非表示/違反報告)
眠井さん - チョコレートさん» ありがとうございます！！なるべく早く更新できるように頑張ります！！ (2020年2月19日 16時) (レス) id: 2b50fcc9a8 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：眠井さん | 作成日時：2020年1月25日 0時
