Detective Boys 7 ページ47
ドイル「江戸川さんは凛夜さんが好きですよね。以前、私と初めて会った時も「凛夜は僕の助手だ！」と独占欲を見せてましたし………」
江戸川「君に渡すつもりはないだけ」
そう云ってピッタリとくっついて駄菓子を食べ始める江戸川に凛夜は苦笑いを浮かべ、パソコンの画面を防犯カメラの映像からある組織の情報が書かれた物に切り替えた。
「これからヨコハマにはある北米の組織が来る。その組織の名前は組合(ギルド)。北米の能力者集団だ」
与謝野「組合って……『三文小説の悪玉』と評されるほどの圧倒的過ぎる勢力と云われている、あれかい？」
ドイル「YES,勢力が強すぎて却って存在自身を疑われ、都市伝説の類とも言われている組織です」
「そして敦に70億という賞金をかけた奴らだ」
今回マフィアが敦の捕獲を失敗したことにより、アイツらが動き出す。このヨコハマに着くのも時間の問題だ。
「構成員は政財界や軍閥の要職を担う一方、裏で膨大な資金力と異能力で幾多の謀をする奴らでもある。正直、コイツらと対峙したら軍警などは役に立たないと思え」
谷崎「そんな奴らが何故敦君に70億を………」
「さぁな。そこの団長は金で解決するような奴だから目的までは分からん」
本当は知っている。アイツらはヨコハマに封印されている『本』を探すために敦に70億をかけたのだ。
彼は『本』を探すに必要な道標(タイガービートル)だから。でも、『本』のことを知らない奴らに教えることではない。
だから、分からないと嘘をついた。
「……………………」
アイツらに『本』を渡すにはいかない。金で解決するような奴らだ。当初の目的を『本』で解決してしまったら、後は自分達の欲望のままに使うに決まっている。
そんな奴らに『本』を見つけさせるわけにはいかない。探偵社やマフィアを利用してまでも………阻止してみせる。
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赤い桜模様の猫 - 僕的には、マフィアとの流れも気になります！続きお願いします♪ (2016年7月9日 14時) (
レス) id: 6c9b20ae92 (このIDを非表示/違反報告)
藍斗 - 遅くなりましたが、続編おめでとうございます 更新頑張ってください 応援してます (2016年6月30日 1時) (レス) id: 668560919b (このIDを非表示/違反報告)
天猫美菓(プロフ) - オリジナルフラグ対象作品ではないため、オリジナルフラグをお外しください。 (2016年6月25日 13時) (レス) id: 62e3382ed6 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：＊夜桜＊ | 作成日時：2016年6月25日 0時
