人を殺して死ねとて 6 ページ36
少年が少女と列車から飛び降りたという情報を手に入れた凛夜はすぐに二人を見つけることが出来た。
「お前が………泉鏡花だな」
鏡花「貴方は？」
「そこで寝ている奴の仲間だ」
気を失っている敦に名前を呼びかけるが起きる様子は一向にないので、パン！！と頬を叩いたが………起きる様子なし。
マジか、これを探偵社まで運ぶのかよ。
与謝野「凛夜！！」
「与謝野か。爆弾魔に遭遇したと聞いたが、怪我は………無さそうだな」
与謝野「あぁ、怪我はないよ。それより敦は大丈夫なのかい？」
「疲れて寝ているだけだ。俺は敦を運ぶから、お前はそこの少女を頼む。安心しろ、異能力は使えないようにしてある」
彼女の異能は既に『南京錠』によって封じられている。例え、携帯からの指示があろうとも彼女の異能は発動しない。
与謝野「はぁ、今日は最悪な日だねぇ」
「お前も疲れただろう。今は安らかに眠ればいい」
そう云い頭を撫でてやれば泉鏡花の体が俺の方に傾く。それを優しく支えてやった後、与謝野先生に預けた。
「さてと、餓鬼二人を探偵社に連れて帰るとするか」
与謝野「凛夜、次はあんたが妾の買い物に付き合いな」
「年上に荷物持ちさせる気か？」
与謝野「年上って、あんた何歳なのさ？」
「27。江戸川の一個上だ」
江戸川は推測したから俺の歳を知ることが出来たが、それ以外の奴らは知らなくても無理はないか。なにせ入社してから歳のことは誰も触れてきてないし………。
与謝野「27？てっきり太宰や国木田と同じくらいかと思っていたが………」
「22歳なのはドイルの方だ」
俺は27歳で、ドイルは22歳。5歳も差があるにも関わらず同い年に見られるのは自分自身でも不思議なことだと思っている。
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赤い桜模様の猫 - 僕的には、マフィアとの流れも気になります！続きお願いします♪ (2016年7月9日 14時) (
レス) id: 6c9b20ae92 (このIDを非表示/違反報告)
藍斗 - 遅くなりましたが、続編おめでとうございます 更新頑張ってください 応援してます (2016年6月30日 1時) (レス) id: 668560919b (このIDを非表示/違反報告)
天猫美菓(プロフ) - オリジナルフラグ対象作品ではないため、オリジナルフラグをお外しください。 (2016年6月25日 13時) (レス) id: 62e3382ed6 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：＊夜桜＊ | 作成日時：2016年6月25日 0時
