人を殺して死ねとて 3 ページ33
ある人物と待ち合わせしているのはお洒落なカフェ_________ではなく、薄暗い裏路地だった。
「こんな薄気味悪い場所を待ち合わせにするとは趣味が悪いな。出来れば、喫茶店にして欲しかった」
「うるせぇ、喫茶店で待ち合わせ場所にしたら探偵社にバレるぞ」
「あはは、君のことを知っているのは太宰のみ。その太宰は今ポートマフィアに監 禁されている。つまり探偵社に見つかっても俺がバラさない限りバレない………そうだろ、中也」
ニヤリと妖しい笑みを浮かべてやれば中也は「それもそうだな」と云って、近寄ってきた。
気配からして一人で来ただけではなく、中也は俺と戦う気がないことも分かる。今日はただ情報を求めに来ただけか。
「で、ポートマフィアの幹部であるお前が俺に求めるものは何だ？」
中也「数日前、ポートマフィアの傘下である企業が一夜にして潰れた。原因は………お前か？」
「ご名答。潰したのは俺だが、傘下だったら教えてやるべきだったな。東山凛夜という情報屋には関わらない方がいいと」
アイツらは俺のことを探ろうとしていたらしいが、どんな凄腕の超人的な情報屋でも俺のことを調べるのは不可能。
俺のパソコンをハッキングしようとしたら、逆にハッキングされてしまい、企業が潰れる結果になってしまった。
「それに俺のパソコンはハッキングしようとしたら、相手にウィルスを送るようになっている。おおよそ、ウィルス感染にやられたんだろうな」
中也「企業を潰したことについて首領はどうでも良いと云っていた。問題はその時に漏れた極秘情報だ」
「そう云うと思って持ってきたぞ」
中也から『話がある』というメールが来た時に極秘情報を取り返したいのだということは分かっていた。
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赤い桜模様の猫 - 僕的には、マフィアとの流れも気になります！続きお願いします♪ (2016年7月9日 14時) (
レス) id: 6c9b20ae92 (このIDを非表示/違反報告)
藍斗 - 遅くなりましたが、続編おめでとうございます 更新頑張ってください 応援してます (2016年6月30日 1時) (レス) id: 668560919b (このIDを非表示/違反報告)
天猫美菓(プロフ) - オリジナルフラグ対象作品ではないため、オリジナルフラグをお外しください。 (2016年6月25日 13時) (レス) id: 62e3382ed6 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：＊夜桜＊ | 作成日時：2016年6月25日 0時
