Murder on D Street 3 ページ3
敦「ぼ、僕が探偵の助手ですか?そんな責任重大な」
江戸川「真逆、二流探偵じゃあるまいし。助手なんて要らないよ。あ、凛夜君だったら話は別だよ」
何でだよ?
敦「え?じゃあ、何故」
不思議そうな表情を浮かべながら聞いた敦に江戸川はニコニコ笑いながら顔を向ける。
江戸川「僕、列車の乗り方判らないから」
…………マジかよ。列車の乗り方判らないとか、いつの時代の奴なんだよ。
呆れている俺に対して敦は江戸川の言葉に驚いていた。
そりゃ、驚くだろうな。26歳の人が列車の乗り方が判らないと言ったんだから。
江戸川「それより、早く行こうよ。さっさと事件解決して君とお菓子買いに行かないといけないからさ」
さっきの言葉、覚えていたのかよ。
そう思っていたらいきなり江戸川は俺の手を握り、「じゃ、行ってくるね」と言ってドアの方に向かって歩き出した。
そんな俺達の後を敦は慌てて追いかける。
つーか、何でコイツは手を繋いできたんだよ。しかも、恋人繋ぎだし。
そっと手を離そうとしたら、嫌だと言うかのようにギュッと強く握り締められた。
江戸川「何離そうとしているのさ」
「いや、男同士で恋人繋ぎはないだろう」
江戸川「別にいいじゃん。それに君は僕の部下だから拒否権はないよ」
職権乱用するなっつーの。てか、握ってくる力が意外に強くて振り解けないし。
結局、俺は殺人現場に着くまでずっと江戸川と手を繋ぐことになってしまった。
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赤い桜模様の猫 - 僕的には、マフィアとの流れも気になります!続きお願いします♪ (2016年7月9日 14時) (レス) id: 6c9b20ae92 (このIDを非表示/違反報告)
藍斗 - 遅くなりましたが、続編おめでとうございます 更新頑張ってください 応援してます (2016年6月30日 1時) (レス) id: 668560919b (このIDを非表示/違反報告)
天猫美菓(プロフ) - オリジナルフラグ対象作品ではないため、オリジナルフラグをお外しください。 (2016年6月25日 13時) (レス) id: 62e3382ed6 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:*夜桜* | 作成日時:2016年6月25日 0時