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最初の刺客 ページ5

「マジで始まったよ〜」


あああ、と再び頭を抱える私に旦那が肩をポンポンと叩いた


銀時「クソ...帰りてェ...」



旦那と土方さんに挟まれて揺られていると、乗車のためにバスが停車した


い、いよいよだ


ごくりと唾を飲み込む



新八「もう、何やってるの?神楽ちゃん!早く!」

神楽「だって、ウンコが長引いちゃってヨォ」



キ、キター!!


第一の仕掛人は新八君と神楽ちゃんらしい


旦那は驚きの声を挙げている


土方「一発目がこいつらか...」


眉をしかめる土方さんの気持ちはよく分かる


この二人、いつものアニメを見てもらえれば分かるように面白いのだ


笑ってしまってケツバットなんて死んでも嫌だ


新八「ゴメンね、急に」

神楽「ううん、イイヨ。最近、便秘気味だったし」

銀時「オイオイ話噛み合ってねーよ?」


旦那の突っ込みを無視して二人は私たちの向かいの席に座る


新八「僕、最近銀さんへの不満が多くて」

神楽「それ分かる〜銀ちゃんのウンコ臭いよね」

銀時「だから何でウンコの話してんのおまえは!!」


どうしてもウンコの話がしたい神楽ちゃんと話が噛み合わない新八君の話に土方さんは既に少し笑いそうだ


「土方さんわらってね?」

土方「は?笑ってねーし」


神楽「そういえば、新八は好きな人いるアルか?」

新八「僕?僕は別に...」


JK的会話を繰り広げ始める二人


神楽「Aのこと好きだろお前」

新八「好きじゃないよ!」



「あ、ゴメン今傷ついた」


グッサリと胸に刺さった言葉に胸を押さえる


沖田さクスクスと笑っている


銀時「ゴメンA、俺は好きだよ」

「はいはい」


新八君の予想外な言葉に傷ついていると、神楽ちゃんが再び話を続ける


神楽「まぁ、Aは胸デケーし、土下座すればあんなことやこんなこともしてくれるアル」

「しねーよ」

新八「僕、Aさん苦手だけど、物真似なら出来るよ」


やるね、と言って新八君は突然私の前に立った


新八「おい、テメー...何ジロジロ見てんだコルァ」


「えっ」


新八君は懐から金髪のリーゼントを取り出して被る


いや、これ私の物真似じゃなくね?


だれ?


神威「これ、誰の真似?」

土方「さぁ...」


新八「くるァァァ!!勝手にしゃべんじゃねーよ!」


目を血走らせて叫ぶ新八君は私を指差した


「や、私何もしゃべってな...」


新八「言い訳無用でィ!」


神楽「ダメだ!新八がAになったわ!」


ダメってなに、何で皆笑うの

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作者名:泡沫 | 作成日時:2017年12月31日 20時

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