玖 ページ10
貴方side
「ホァァァァァチャァァァ!!!」
土方「テメェはなんの練習してんだァァァァ!!」
十四郎の拳骨が頭に降ってきた。
「うっさいよ、トシ。これはパピーのパピーのパピーの代から伝わる神聖なる奥義ネ。その名も、"カン・フゥー"ヨ。」
土方「只のカンフーだよね、それ只のカンフーだよね。」
ツッコミにいそしんでいる十四郎の後ろから、総悟が忍び寄った。
沖田「ロケットパーンチャァァァ!!!」
土方「ゴフッ...!」
十四郎の頭目掛けて総悟のグーパンが決まる。
沖田「A、カン・フゥーの技ってこんな感じですかィ?」
土方「違うよね、今お前ロケットパンチって言ったよね、俺聞いたよ。」
「あってる、あってる。その調子で行ったら総悟、僕の星のカン・フゥーチャンピオン目指せるネ!」
土方「目指すなァァァァ!稽古真面目にやれェェェ!!」
僕と総悟の頭にはたんこぶができた。
「何であんなに怒るんだヨ。カルシウム足りていないアルな。レディを殴るとかあり得ないヨ。僕の星だったら告白するときに愛をしたためた曲を送りつけてくる奴位ドン引きされるネ。」
沖田「土方ァ〜、カルシウム取れよ〜。」
土方「はい、お前ら切腹〜。あと、その複雑な例え何だ。」
朝の稽古が終わって、食堂でご飯を食べた
ガチャガチャガチャガチャガチャガチャ....
土方「静かに食えっていってんだろーが!」
沖田「土方さん、此処は戦場ですぜィ。呑気なこと言ってると...あ、ほら。」
僕は十四郎の唐揚げ定食を横から摘まんだ。
土方「あ、テメェ!何人のまで食ってんだ!」
「おぇぇぇ!!!何だヨ、これ!!何かいっぱいついてたネ!」
口に含んだ唐揚げからは唐揚げの味がしない。
酸っぱさと脂っこさが口の中に広がった。
土方「あ?マヨネーズだけど。」
沖田「ザマァみろ。」
総悟はこっちを見てへらへらと笑っている
あ、アイツ知ってたアルな....!
「十四郎、悪いことは言わないネ、今すぐこの犬の餌食うのやめろヨ。」
土方「どれが犬の餌だ!マヨネーズはうめぇから何にかけても旨くなるんだよ!!!」
いや、さすがにこれはドン引きネ。
マヨラーの意味わかってなかったけど、今理解したヨ。
沖田「あーあ、ついに天人にまで引かれちまいましたぜィ、土方さん。」
十四郎はこの味は誰にも理解できねぇってこった。と言って唐揚げを食べた。
「いや、誰も理解したくねぇよ、そんなモン。」
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あき - そのままでお願いします。 (2017年10月16日 14時) (レス) id: bd03d7ffae (このIDを非表示/違反報告)
泡沫(プロフ) - 紫乃李さん» なんか、バグってしまって(--;)すいません (2017年7月9日 20時) (レス) id: 9351272389 (このIDを非表示/違反報告)
紫乃李(プロフ) - 大丈夫ですか?!大変ですね!! (2017年7月9日 20時) (レス) id: f4cd32f168 (このIDを非表示/違反報告)
泡沫(プロフ) - すいません、41と42が消えてしまったので、後々復活させます! (2017年7月9日 20時) (レス) id: 9351272389 (このIDを非表示/違反報告)
泡沫(プロフ) - 切子@常に眠いさん» そうですね、副団長です。元々は神威くんと幼なじみです (2017年7月6日 11時) (レス) id: 9351272389 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:泡沫 x他1人 | 作成日時:2017年6月30日 16時