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弐拾漆【3z皆のキャンプ篇】 ページ31

銀八side


「先生!そこ焦げてるヨ!」



銀八「おっと、アブねっ」



俺は何をしてんだ...



いや、さっきまで撮影係だったよ?



でもさ、何か無理やり手伝わされてさ、今野菜を炒めてんだけど。



沖田「先生、写真撮って下せェ。」


そう言って沖田が俺をトントンとつつく。


炒め終わって仕事がなくなったので携帯を持って来て写真をとる。


銀八「ハイ、チーズ。」


土方「ぐえっ!」


神楽「うごっ!」



沖田は土方と神楽の首を絞めながらAの頬にキスをした。



土方・神楽「「てめぇ!!ふざけんな!!」」


「そ、総悟!!」


Aは顔を真っ赤にして照れている。


そこを無音カメラで撮っておく。


沖田、こいつ...抜かりない奴....


銀八「沖田...。」


沖田「早い者勝ちでさァ、おふたりさん。」



沖田は俺と土方をこれでもかというほど見下してきた。


土方「く....」


神楽「テメェのせいでA姉の頬が汚れたヨ!!何してくれとんじゃ!!」


神楽と沖田は殴りあいの喧嘩を始める。


Aはちゃんと作らないと何もあげないヨ!といいながらカレーを作っているが、耳が真っ赤だ。


そんなところも可愛いな、と感じながらも班のバカ共をなだめてカレーを作らせる。



なんやかんやでカレーができた。

主に作っていたのはAだった。


銀八「お前、料理できたんだな。」

「僕、料理好きヨ。前に神楽に作ってあげてたからネ。」


僕の料理は美味しいヨ!と腕を捲るA。


その仕草も可愛らしい。


Aは可愛らしいからか、うちのクラス以外、学校の中でも人気者だ。


「「いただきます」」


カレーをスプーンですくって口に入れる。


「「うめぇ!!!」」


ピリッとした辛さと野菜の旨味が口のなかに広がった。


鼻から香辛料の香りが抜けていく。


土方「うめぇな、こりゃ。」

沖田「うめぇ...」


神楽は光の速さで食い終わり、おかわりを求めている。


皆の反応に満足したのか、Aは満面の笑みになった。



銀八「ハイ、チーズ」


俺は皆のカレーを頬張る顔を写真に撮った。






___たまにはキャンプも悪くねぇな。

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あき - そのままでお願いします。 (2017年10月16日 14時) (レス) id: bd03d7ffae (このIDを非表示/違反報告)
泡沫(プロフ) - 紫乃李さん» なんか、バグってしまって(--;)すいません (2017年7月9日 20時) (レス) id: 9351272389 (このIDを非表示/違反報告)
紫乃李(プロフ) - 大丈夫ですか?!大変ですね!! (2017年7月9日 20時) (レス) id: f4cd32f168 (このIDを非表示/違反報告)
泡沫(プロフ) - すいません、41と42が消えてしまったので、後々復活させます! (2017年7月9日 20時) (レス) id: 9351272389 (このIDを非表示/違反報告)
泡沫(プロフ) - 切子@常に眠いさん» そうですね、副団長です。元々は神威くんと幼なじみです (2017年7月6日 11時) (レス) id: 9351272389 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:泡沫 x他1人 | 作成日時:2017年6月30日 16時

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