弐 ページ2
貴方side
『うるさい、ついてこないでヨ!』
雨のなか知らない街を逃げ回る。
後ろからは自分と同じ傘を持った屈強な男達が数人で追いかけてくる。
ぬかるんだ地面に脚を取られながらも必死に逃げた。
『ついてこないでって言ってるネ。止まらないと脚粉々にするヨ。』
振り返ってそう言うと、男達は怯んで脚を止めた。
必死に逃げていたせいか、自分が何故追われているのか思い出せない。
兎に角捕まったら命が無いことは確かだった。
男達が怯んでいる隙に逃げようとすると右側から物凄い勢いで蹴りが襲った。
『い"っ!!!』
僕の身体はかなりの勢いで吹っ飛ばされて、何処かの民家に打ち付けられた。
『なに...すん...だヨッ!!』
攻撃してきた男に蹴りを喰らわせると、片手で意図も容易く止められる。
僕は夜兎だ。
「最強最悪の傭兵部族「夜兎」
姿形は人間と大差ないが、驚異的な戦闘力を誇り、数多の星を潰してきた
____ただ戦だけを嗜好する戦闘民族よ。」
誰だっただろうか。
僕らをこんな風に揶揄していた。
僕の蹴りは夜兎の中でも最強と謳われていた。
その蹴りを片手で止めるなんて、出来るのはこの世に二人だけのはず____
神威『A、何処行くの?楽しいところなら
オレも連れていってヨ。』
『神威ッ....』
僕らの最後の喧嘩が始まった。
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あき - そのままでお願いします。 (2017年10月16日 14時) (レス) id: bd03d7ffae (このIDを非表示/違反報告)
泡沫(プロフ) - 紫乃李さん» なんか、バグってしまって(--;)すいません (2017年7月9日 20時) (レス) id: 9351272389 (このIDを非表示/違反報告)
紫乃李(プロフ) - 大丈夫ですか?!大変ですね!! (2017年7月9日 20時) (レス) id: f4cd32f168 (このIDを非表示/違反報告)
泡沫(プロフ) - すいません、41と42が消えてしまったので、後々復活させます! (2017年7月9日 20時) (レス) id: 9351272389 (このIDを非表示/違反報告)
泡沫(プロフ) - 切子@常に眠いさん» そうですね、副団長です。元々は神威くんと幼なじみです (2017年7月6日 11時) (レス) id: 9351272389 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:泡沫 x他1人 | 作成日時:2017年6月30日 16時