2話 ページ4
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A side
だんだんと肌寒くなってきた冬、
もうすぐ冬休みだと、みんなの気持ちが少し、ふわふわしてきたそんな頃
牛乳パックのストローを口に食えながら、
友達の友香が言った。
友｢A〜、あんたまた怪我したの？｣
その視線の先には、私の右足があった。
その足は、絆創膏が数枚貼ってあり、
遠くから見ても分かってしまうような酷い傷がたくさんあった。
『あー…まぁ、うん。
ちょっとねw…』
そう言いながら、私は右足にそっと触れた。
少し触れただけなのに、痛みがはしった。
痛みに歪む顔を隠しながら、友香との話を続ける。
友｢まったく…あんたもドジよね。
まぁた、妹と喧嘩したの？｣
呆れたような顔をしながら、友香は私に
そう聞いた。
『そうなの!!ほんっと、聞いて!!
うちの妹さぁ、爪が長いくせに、すぐ引っ掻いてくるから、すごく痛いの!!
もう、勘弁して欲しいよぉ！』
ﾊﾞｼﾊﾞｼ机を叩いて友香に愚痴をきいてもらう。
いつも聞いてもらって申し訳ない、そんな気持ちも少しあったけど、この傷は、妹と喧嘩してできた傷ではない。
右足の傷全てが、自分でつけたものだった。
友｢ほんっと、相変わらずねw
姉妹喧嘩も程々にねww
あっ、そう言えば！｣
何かを思い出した友香は、飲み終わった牛乳パックをﾍﾟｺｯと潰して、スマホを取り出した。
友｢A！
【すとぷり】って知ってる？｣
キラキラな画面に映し出されるイラストを見せながら、友香がきいてきた。
『すとぷり？何それ？アニメ？』
友｢知らないの!?
じゃあ、これ聞いてみて!!｣
すとぷりについて何も知らない私に友香は、
スマホの画面を操作して一つの動画を見せた。
爽やかな男性の声から始まった
【ダンスロボットダンス】という曲。
これが、私とすとぷりとの出会いだった。
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K - おつころと書かれていますが正しくはころおつです…でもでも、めちゃめちゃ面白かったです♪ (2020年1月13日 23時) (
レス) id: 5f56a1975b (このIDを非表示/違反報告)
あーと - 最近、時間の合間に見てます！更新頑張ってください！絶対最終話まで見ます(ﾟ∀ﾟ) (2020年1月13日 21時) (レス) id: 86c077b51d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：餅月 | 作成日時：2019年12月28日 13時
