【学パロ】幼馴染が美少女すぎる件。【2j3j】 (ページ12)

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今日は！私の大好きな音楽と調理実習がある夢のような1日！
…なんだけど、日直だから絶賛黒板消し中です。ついてなさすぎる…。

始業5分前、早歩きで視聴覚室に急ぐ。
いつもの席空いてないかもな、なんて思いつつドアを開けると、特徴のあるお耳の彼女が手を振っていた。

？？「A〜、ここ空いてる」

『わ、ありがとう！』

声をかけてくれたのは戌亥とこちゃん。
部活が一緒で仲良くなったんだけど、歌も上手くてピアノも弾けて…なんでもできちゃうつよつよなお友達。

戌亥「ええんよ。隣はAって決めてるし」

『とこちゃ…らぶ…』

ロレ「ここだとマジでキャラ違うよな」

不破「俺の隣も空いてるけど？」

『うるさい売れないバンドマンと売れっ子ホスト』

ロレ「俺だけ売れないのなんで？」

不破「俺ホストちゃうよ」

三枝「確かにふわっちホストっぽいからな〜」

エクス「わかる」

イブ「ウケる」

あまりにも濃すぎるメンツとの授業は正直楽しい。
でも幼馴染たちは今頃2人で楽しく絵を描いてるのかな、なんてちょっと寂しくなったり。

───

授業が終わり、楽器を片付けていると入り口が騒がしいことに気付いた。次の子たち来てるな…。

入ろうか入るまいか迷いが見える中、1人の生徒がドアを開けた。

？？「失礼しまー…あ、えびせんぱい！」

エクス「師匠じゃないっすか！次音楽ですか？」

エクスに師匠と呼ばれた彼女…アルスは、ふふん！と胸を張ってみせた。

アルス「そうだよぉ！誰がいるんだろって見てたけど、せんぱいたちだったんだね」

『あ、アルスだ。今日も可愛いね』

可愛い後輩の頬をもちもち。
この柔らかさが最高なんだよね…。

アルス「ボクのほっぺはおもちじゃないです、Aせんぱい！」

流石に触りすぎたらしく、もっちーん！と強めに怒られた。

『怒っても可愛いね』

懲りずにもちもちしていたら、エクスに奪われた。
エクスの腕にすっぽり収まるアルス。

アルス「もっとはやく助けてよぉ！」

エクス「すみません師匠！」

そのままの姿勢で2人がわちゃわちゃ言い合いを始める。
これを見るためにやってるまであるけど…内緒ってことで。

─────────

エクス「普段あんな感じなのにクールキャラやれてるの謎すぎるだろ」

イブ「それな」

アルス「せんぱい離して！授業始まっちゃう！」

エクス「あ！すみません、つい…」

イブ「(お前が無自覚でこれやってる方が謎だわ)」