さらば真選組編1 ページ2
入院して1週間、あれから将軍が変わった、、、、将軍の訃報が届いたのだ。街はいつもの騒がしさが消え、啜り泣く声がする。葬列する人達には見知った顔が多く並んでいたと銀時から聞いた、、、俺には守れなかった。いくら喚こうが、いくら足掻こうが一度死んだ人間は戻ってこない。そんなことはわかったている、、、けど、、、だけど期待しちゃうんだよ。もしかしたら、生きていてくれてるんじゃないかって、、、葬式が行われた以上その可能性はほぼ0%だ。昨日見舞いに来てくれた神楽は顔をベショベショにしながら泣いていた、今日見舞いに来てくれた新八は泣いてはいなかった、、、が目が腫れていて涙の跡があった。さっき見舞いに来ていた銀時はとても暗い顔をしていた、、、それほど将軍の死は大きい。まあ無理もない、ついこの間まで一緒に笑い合っていた人が、、、守ろうとした人が亡くなったんだ。ダメージは相当なものだろう。
〜3日後〜
A「じゃぁ、、、ありがとうございました、、、。」
看護師「はーい、きをつけてかえってね〜。」
【ザッザッザッ】
??「なーにしけた面してんの?柄にもない。」
A「、、、薬屋、、、俺のことを笑いに来たか。お前から解毒薬をもらってたのにも関わらず将軍を助けられなかった事を、、、。」
薬屋「、、、違う。君を慰めに来たんだよ、、、。」
A「同情なら要らない。」
薬屋「同情なんかじゃない。」
A「じゃあなんだ」
薬屋「そ、、、れは、、、」
A「、、、来てくれたことには感謝する。それじゃあ俺はこれで失礼する。」【ザッザッザッ】
薬屋「ちょっ!?、、、同情なんかじゃなくて本当にただ慰めたかっただけなんだけどな、、、。」
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作者名:アニメオタクちゃん x他2人 | 作成日時:2023年11月27日 16時