18話【吉良Side】 ページ20
『イルカ、可愛かったね。』
「そうだね。」
今日はすっかり浮かれていた。
今こそ、今こそがチャンスの始まりなのだ。
「ちょっと外へ出ないかい？」
"アレ"の絶好のチャンスだ。
必ずものにしてみせるぞ！
『いいよ。』
よし。
まずはAと外へ出よう。
＿＿＿
＿＿＿＿＿
＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
あたりはすっかり茜色の綺麗な景色だ。
まさに、私とAのために演出されたようなもののようだ。
「ここで話をしてもいいかい？聞いてくれるだけでもいい。」
『うん？』
『なんの話かな？』といった顔をしている。
長い間、積もらせた愛、こじらせた恋。
他の人から見たら馬鹿馬鹿しい、とでもいわれそうだ。
「A…」
私の目線はAに向いた。
私はきっとすごく恥ずかしい顔をしているだろう。きっと、長い間溜め込んだ君への気持ちを表すように自分自身の全身で表すだろう。
いいや、"表す"ではなく"表れる"感情や仕草となって。
「A…私と君小さい頃、君に行った約束をおぼえているかね？」
『うん』
「私は…いいや、僕は今まで、ずっと忘れたことなんてないよ。君が僕を励ましてくれたり。時には一緒にイタズラもしたね。」
Aは黙って聞いてくれている。
「僕はあまり、人に自分の本性を見せることを好まない。だから『僕』ではなくいつも『私』だ。」
「今だから言うよ。多分、いいや絶対初めてあった時から…君に"恋をしています"。だから君にだけ、『僕』を見せる。」
「Aが好きだよ。小さい頃からずっと長い間恋をしているんだ。」
そう言って私はAを抱きしめた。
好きだ、好きだと抑えられないほどの感情が私の中に詰まっている。
一定だった鼓動音はドッドッドと早く脈を打つ。
すると抱き締められているままのAが言った。
『吉影くん。覚えてる？…昔引っ越しの日。』
「ああ。」
『そっか。わたしもだよ。これ…くれたことすごく嬉しかった。』
そう言ってAが首元に隠れていたネックレスを取り出した。
「それは…」
『そうだよ、吉影くんがくれたでしょ？これ…すっごく嬉しかったんだよ。』
「ずっと持っててくれたのかい？」
『うん、もちろん。私もね…ちょっとだよ！
ちょっとだけ気になって…たりしてね！』
Aを一旦離した
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すいません。
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はちみつ恋風味(プロフ) - ケータイまたかえました。（元ジョジョ悪系女子です） (2017年9月4日 19時) (
レス) id: 8fdbcc3360 (このIDを非表示/違反報告)
jojo悪大好き系女子(???????)?(プロフ) - お願いです！誰か！面白くてちゃんと完結までお話をかける人、ジョジョのラブコメみたいなのかいてください！それか、完結してあるお話教えて下さい！ (2017年3月14日 23時) (レス) id: cc963ba128 (このIDを非表示/違反報告)
jojo悪大好き系女子(???????)?(プロフ) - もうすぐ1章は完結です！これから【荒木荘編】に続くのでお楽しみに！1章は50話までに終わらせたいです。私実はつい書きたくなった衝動でこの小説書いたので常に無計画です。更新遅れたらすみません！ネタが無かったのでここ最近更新休んでました、ホントすみません！ (2017年3月14日 20時) (レス) id: cc963ba128 (このIDを非表示/違反報告)
jojo悪大好き系女子(???????)?(プロフ) - みきさん» ありがとうございます！早く直して頑張ります！ (2017年2月2日 21時) (レス) id: cc963ba128 (このIDを非表示/違反報告)
みき(プロフ) - 体調大丈夫ですか？無理せず頑張ってください！応援しています笑 ぜひ荒木荘のヤツとかも見てみたいですカーズかDIO落ちのw (2017年2月2日 20時) (レス) id: 328c6e0c77 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：はちみつ恋風味 x他1人 | 作成日時：2017年1月18日 0時
