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咲：未来は充分強いじゃん
鳩原：私は弱い…1人でネイバーを倒すこともできない弱者
ボーダーにいてもこれ以上強くなれない
そう思ったからネイバーの世界に行こうと決めたの
犬飼：だとしてもボーダーを裏切る行為はどうかと思うよ
鳩原が居なくなってから二宮さん、責任を負ってB級に降格したんだよ
それを聞いてなんとも思わないの?
咲：二宮さんね、今もずっと未来が帰りを待ってるよ
……一緒に帰ろう
鳩原：……うん
差し出した手を取り、私たちは未来を連れて帰還した
犬飼：記憶思い出せてよかったね
咲：うん、澄ちゃんが一緒にいてくれて心強かった
帰還後、未来は上層部と話し合いが行われた
未来は規定違反をしているため、ボーダーに在籍することはできず、今は一般市民として三門市民として平穏な日々を過ごしている
記憶も消去され、未来は私たちのことは認識していない
完全に赤の他人になってしまった
上層部からも未来に接近することは禁じられており、寂しい気持ちはあるが、今は澄ちゃんが隣にいる時間が増えた
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作者名：K.saku | 作成日時：2019年8月13日 5時
