太宰、中也「「愛してる」」旧双黒

小さなミス　中也side ページ6

中也side





太宰の作戦はこうだ…いろいろな場所に連れて行き話をしながら記憶をとり戻させるという事だ…




だが、俺と太宰には分かっていた…記憶はそう簡単に戻らないことを…





だからこそ…Aに思い出して欲しかった…どれだけ辛い過去でも…どれだけ死 にそうでも…








そのすぐ側には俺達が居たことを…






中也「A…」




『貴方が、中也っていう人？』




中也「あぁ！！A少し出かけねぇか？」




『いいの！？』



中也「もちろんだ」


　

俺が向かった先は俺達が会った路地の近くのアイス屋だった…




『何これ！！すごく美味しい！！』




中也「それは、良かったぜ…」




初めて俺の家に来てパスタを食べた時も同じ反応してたよな…




そんな事を思い出して居ると…





ドサッ




中也「A！？」




Aが急に倒れた…





中也「おい！！しっかりしろ！A！！」





俊「あぁ〜やっと、見つけた」




中也「谷坂手前！！！」





俊「君には大人しくしててもらうよ？Aを傷つけられたくなければの話だけどね…？」





中也「クソっ…」




何てなおい、全部聞こえてるか？









……………太宰…



俺は、袖に光る発信機に想いを込め起動させた

聞こえてる　太宰side→←リクエスト　ザクロ様（敦、黒敦）

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