太宰、中也「「愛してる」」旧双黒

真実　貴方side ページ39

貴方side






桜「やっと終わったんだな…」



『うん…』



桜「A…Aは、俺の事どう思ってる？」



『好きだよ？』



桜「そ、そうじゃなくて！！///」


あ、照れてる可愛いw



『うーん、いつも傍にいてくれる大事なお兄ちゃんみたいな存在』



桜「…！」



『だって、俊の事兄だ兄だと思ってたけど…なんか桜の方が安心するっていうか…なんと言うか…』



そう、私の幼い頃の記憶にはモヤがかかっている…だから、俊が兄だというのもすこし引っかかるのだ…



桜「俺は、お前の本当の兄だよ？」




『…え…』
　

嘘…



桜「お前の記憶が消されてるだけなんだよ…？」



『桜…ほんと？』



桜「嘘ついてどうするんだよ…(苦笑)」



『桜！(ギュッ』



桜「うぉ！？どうした！！」


『いつもありがとう…見守っててくれて…私、桜…うぅん、お兄ちゃんがいたからここまでやってこれたんだよ』



桜「俺もお前がいたから力を貸せたんだ…(ﾅﾃﾞﾅﾃﾞ)これからも、ちゃんと頼れよ…A」



『うん…！！お兄ちゃん…私の大好きな…お兄ちゃん…！！これからも、私を見守ってね…大好き！！』



桜「そんなに言われると照れるな///」



『ふふ、可愛い〜』



桜「可愛い言うな！！(ﾍﾞｼｯ」


『痛ぁ〜！！』


桜『「あはははははははは！」』


その日、明るい夢の中に私達の笑い声が響いた…

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