太宰、中也「「愛してる」」旧双黒

覚めない夢　太宰side ページ38

太宰side






とりあえず、家に帰りAをベットに寝かせ晩ごはんの用意をした。



すると



『うぅ…ｸﾞｽｯ…治…(ｷﾞｭｰ』


後ろからAに抱きしめられた…突然の事で驚き体が固まっているが自然に振る舞わなければ…！！




太宰「ん？どうしたんだい？」



『怖い夢見た…(ｷﾞｭｰ』


当然私は…



太宰「そっかそっか…怖かったね…(ﾅﾃﾞﾅﾃﾞ」




『治…私の側からいなくならないで！！！』



太宰「居なくならないよ…君が望むなら…永遠という長い夢から覚めないように私がいつまでも手を握っててあげるそして、君がもし暗い道に歩いて行こうものなら私が引っ張って君を夢にもどしてあげる」




君は昔の私ではないから…




『治…うわぁぁぁぁぁん！！』




その日、Aは泣いた…その夢が辛かったからなのか…あるいは君の傍には私達…ううん、私が居ることが嬉しかったのか…



太宰「今日もゆっくりお休み？私の愛する…A」



私はその小さな唇にキスを落とし、またベットに運んでやるのだった…

真実　貴方side→←鬼ごっこ　太宰side

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す