仲直り ページ24
貴方side
二人は仲直りを果たし、無事ライブは大成功。
『と、まぁ、うまく行ったけど…はぁ…なんだか疲れたなぁ…。病み上がりもよくねぇってか…』
俺は疲れた体を休めるため夜の屋上へと着ていた。
『太陽に溶けそうだ…』
そんな詞が降りてきてそっと目を閉じる。
『ねぇ、______私は間違ってるのかな。』
その言葉は闇に消える。
零「間違っておらんよ。」
『れ…ぃ』
零「何を泣いておるんじゃ…?」
『ぇ…』
その言葉で始めて自分の頬へ伝う涙の存在に気づく
零「Aは泣き虫さんじゃのぉ」
『ごめ…』
私は零から顔を背ける
零「何で顔を背けるんじゃ?」
『みっともない…から』
私は溢れて止まらない涙を袖で拭おうとした
零「袖で拭うな…痕になるだろ…」
零はそう言って俺の涙をキスで拭う
『れ…ぃ…』
零「わかってる。わかってるからもう何も言うな。………一人にしてゴメンな」
零はすべてを知っていた。だからこそ、あまり私の心の傷に触れなかったのだ
零「もう、一人にしないって約束したのに…一人にしてゴメン。だから、俺のものになってくれ…」
『それって…』
零は私に優しいキスをする。キスの後自分の左薬指の重みに気づき目を見開いた。
零「仮約束」
『…!馬鹿…』
私は嬉しくて零に抱き着いた
184人がお気に入り
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
水蓮(プロフ) - ミラさん» ミラ様!コメントありがとうございます!返すのが遅くなって申し訳ございません!!温かいお言葉ありがとうございます!!これからも精進して参ります! (2020年2月13日 11時) (レス) id: f2f1530c9f (このIDを非表示/違反報告)
ミラ - この小説面白くて大好きです!更新頑張ってください! (2020年1月29日 4時) (レス) id: b8fc8df598 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:ガラスの水蓮 | 作成日時:2019年9月17日 7時