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とある倉庫の中、

一人の女が立っていた。

彼女の黒の手袋と服は血で濡れていた。

「今日も、詰まんなかった。」

そう呟く彼女の周りには何もない。倉庫にあった大量の荷物や、塵やゴミでさえも。其処に”あるはずの物”は全て彼女の手によって消されていたのだ。

「おい神原。さっさと行くぞ、」

「あ、中也さん!」

倉庫の出入口の壁にもたれかかっていた男__中原に彼女は歩を進める。
中原は彼女__神原の姿と倉庫内を見てから溜め息をつく。倉庫の中が怖い程殺風景で、それに対して神原は
とても詰まらなそうに『期待外れだった』『私が来た意味とは』等とブツブツ云っていた。

「お前、前と同じ事云ってンな、」

「そりゃあそうですよ!!
せっかく殺してもらえると思ったのに…」

神原は『誰かに殺してもらう』と云うことに執着を持っていた。中原が『何なら俺が殺してやる』と云っても『それは嫌です。』とキッパリ断っていた。神原は中原に殺してもらう事を酷く嫌がっていた。理由は誰も知らなくて、謎な儘だった。

「ま、まぁ!帰りましょう?中也さん。仕事終わったんですし!」

「はいはい…」

彼女達の夜が明けていく__

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Utsuro(プロフ) - アズサさん» ごめんなさい。コメントは消しておきます。ご指摘ありがとうございました。() 感想もありがとうございます!更新遅くてすみません、;; (2017年10月30日 0時) (レス) id: ca2a39a8d7 (このIDを非表示/違反報告)
アズサ - これはもっとhit伸びるべき。あっ、部外から失礼しました。あとおこがましいかと思いますが、フレンドコード登録し終わったのならそのコメント削除した方がいいですよ。そういうものを気にする方もいるので。面白いです。続き楽しみにしてます。 (2017年10月29日 23時) (レス) id: 0074eb723f (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:Utsuro x他1人 | 作成日時:2016年10月24日 22時

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