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久「あの…これは一体どういうこと…」
学「まぁ、取り敢えずは何故Aが女であるにも関わらず、忍たまとして編入したかだが…A」
「…はい」


そうして彼__彼女は、身の上を話し出した。





勘右衛門と兵助は、保科の名を知っているだろう?

自分で言うのも何だけど、そこそこ名の知れた大名だよ。

僕は、そこの次女として生まれた。

勿論、最初は女としてね。

それなりには裕福な方だし、幸せな生活を送っていたんだと思う。覚えていないけれど。

だけど、ある日、僕ら一家に不幸が降り注いだ。

産みの母親が、流行り風邪で死んだんだ。


…あぁ、大丈夫だよ。
僕は母との思い出が無いし、顔も覚えていない。

だから、そんな顔しないでくれよ。

…話を戻すね。

当時、父と母は、とても仲が良かったらしくてね。

母が亡くなったとき、父はそれは悲しんだそうだ。

悲しみの余り、何を思ったか、僕に、男として生きていくよう命じた。

…意味が分からないって顔してるね。

用はさ、僕は母親に顔がそっくりなんだ。

きっと父は、僕を見る度、母を思い出してしまうんだ。

だから、ずっと男としての教育を受けていたし、家族と、古くから保科家に従ってくれている者以外、僕が女とは知らないんだ。


それからもう1つ。


母は、忍者が嫌いだった。

幼い頃、大事には至らなかったが、何者かの忍びに切りつけられて以来、トラウマだったらしい。

それを知っていた父は、僕を忍者にするため、忍術学園に入れたんだ。





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設定タグ:忍たま乱太郎 , RKRN , 尾浜勘右衛門   
作品ジャンル:恋愛
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睡蓮(プロフ) - こんな感じの夢主さん、好きです♪続き楽しみにしてます、頑張ってください(o^^o) (2018年11月1日 19時) (レス) id: 2f089d0de5 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:あまなっとー x他1人 | 作者ホームページ:http  
作成日時:2018年7月15日 19時

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