【d!】捕まえたので、色々します!《反応集》

os・水を飲ませてみた※ ページ9

os「……」

「そろそろお水欲しいよね」

何を考えたか知らんこいつは、
朝食から一切の水を与えず、
俺に《情報》を吐き出させようとしてきた
乾いていく脳みそと、食堂。
だが、これくらいなら耐えられる。

首を振って、アッカンベーをかまし
また眠りにつこうとした

その時、


バシャ


よく分からない音と、湿った俺の髪の毛
毛先から垂れて顔にも付着していた。
なんやこれ、…水？

「気が変わった。お水あげる」

os「……、？」

コップに用意された1杯の水。
毒の可能性が高いが、飢えていたので
つい飲んでしまった。

os「…なんでや、？」

もしかして、諦めてくれてんか

と口を開けた瞬間また液体が流れ込んできた

os「んｯ？！」

吐き出そうとすればこいつが、体を無理やり
傾けさけ嚥下せざる負えない体勢になる。

2杯目の水も胃の中にすべて落ちた。
文句のひとつをいおうと口を行ければ3度目

このコップ、だいたい200ml入る普通の奴
それを3杯入れられると、………


os「やめ、もういらｯ、ん」
「吐いてくれないかな、情報」
「水も吐かせてあげるから」

os「いやや、「ならもう1杯」


os「ｯ…！」

こいつ、俺を水中毒にさせたいんだな
どんどんと膨れていく腹を撫でながら
静かにそう悟った


───


os「はく、はくから、はかせて…」

「じゃ、さっきの質問の答えを」

os「その前に、水「質問」

os「…わか、ったから」

ナトリウムイオンの低下で、
頭が回らなくなってきた。
とりあえず、覚えている情報を全部はいたあと

満足した顔のAに、もう一度吐きたいと
お願いする。悔しい気持ちも水で薄まってしまった


「わかった、桶持ってきたからこれにはいて」
「吐き終わったら、塩飴あげるね」

os「お"ぇ"……」







os「…なんで、桶用意してくれたん」

吐き終わって塩分濃度も適切になった
俺は、やっと質問を返す気力が湧いていた

Aは、きょとんと顔を傾けたあと

「吐いた水の中で寝たくないでしょ？」

os「……水を飲ませたのは、お前やん」

「それは仕事だから」

「別に、好き好んで君をいじめる訳じゃないよ」

os「……いみ、わからん」

「…あちゃ、貧血になってる」
「今日の夜ご飯は、鉄分多めのにするか」

os「…」

「夜まで時間があるから、寝てていいよ」
「おやすみ、よく頑張りました」


os「…」
頭を撫でられ、気づけば俺は
意識を失っていた

zm・甘やかしてみた→←rbr・寝たフリしてみた

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