【d!】捕まえたので、色々します!《反応集》

gr・ご飯与えてみた ページ1

地下牢

「……」

陰気臭い地下牢は、慣れないな。
湿っぽいし寒いし、暗いし。

しばらく歩けば奥に壁のようにして
構える牢屋がひとつある。二重扉で
簡単に開けることは叶わない。

汚れひとつなく輝くキーで、1枚目をめくる。

張り巡らされた鉄格子ごしに

血だらけの《彼》が座っていた。



───


gr「…」

「初めまして。君の世話係になったAです」
「命令以外はしないので、安心してくださいね」

牢屋の奥、鉄格子のすぐ下に彼はいた。
ボロボロになり衣も剥がされさぞ寒いだろう。

あー、カワイソ


「入りますよ｣

「はい、ご飯。食べてくださいね」

gr「敵の飯なんかを食うか」
gr「死ぬほうがマシだ」

「…」

目の前に美味しそうなパンを用意されても
目線すらも拒絶している彼。
さすがだ

「…めんどくさい」

しかし
仕事が長びくことは、私にとって1番めんどうだ

皿を持って近づく私に怯えながらまだ
睨み続ける犬に

「食べて」

gr「んぐｯ?!」

適当な大きさにちぎったパンを
力のない彼にねじ込む。最初は抵抗して
歯を食いしばっていたが弱体は
簡単に、食道を許してくれた

gr「ごほｯ…ごほｯ…」

「嫌なら食べて」

gr「は、これもごうも「はい二口目」
gr「ちょｯ話を、」

「…」

うるさい口を塞げそうなサイズでまた詰め込む。
口答えするなら、これでいいや

gr「わがｯたから、食うから離せ！」
「分かればいいんです。仕事を増やさせないでください」


gr「…お前らは必ず報復がくるぞ」

パンを頬張りながら、睨み続ける彼
ここまでくると呆れてきた。
数分経てば食べ終わったのでもういい


「それじゃぁ、また」

最後に頭を撫でて、部屋を出た。
とりあえずこれでいいだろう


gr「……？なんで頭撫でたんだ」


───
リクエストあったら
言ってください。

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