241話 ページ41
ht「元の世界に帰ったら何食うの？」
「え？…前の食事に戻るんだと思います」
ht「あの腐葉土？」
「久しぶり聞きましたね…」
腐葉土と言われたご飯。確かに言われたら
元の食事生活に戻せるか不安
毎食美味しいご飯を食べて舌は肥えてるはず
ht「Aは、ご飯は作れるけど自分には作らないでしょ」
「まぁ、腐葉土で足りてたものなので」
ht「だからやばくない？餓死するよ」
「何かあったら、お店で頼みます」
Uber〇ATSとかもあるし、最悪自炊する。
そうおもっていたが彼は納得しない
ht「ダメだよ。外食とったら二度とご飯作らなくなる」
「…確かに」
めんどくさくなって出前か無しかの生活になりそう。そのあとも彼からの棘が痛いところをついてきた。
「何ですか。私に残って欲しいならそう言えばいいじゃないですか」
ついでた反論。それに彼は動きを止め赤い目を点にした。あまりにも突発な言葉なのか帽子が落ちそうになっても気づかない。
「ひとらんさん？」
ht「…A、残って欲しいって言ったら」
ht「残ってくれるの？」
「…」
「仕事がまだありますし、要望があれば今の所は残りますよ」
ht「残って」
「はや…分かりました。…任されたプロジェクトが終わるまでは残ります」
ht「それが終わっても」
「…そこから先は、私の能力は不要だとht「嫌だ」
「…」
ひとらんさんの手が私を捕まえて離さない。ポテト食べれないなと上の空で、見ていると喉がしまるほど強い力がかかってきた
ht「ダメ。そんなこと言うな」
「…私自身が不要って訳ではなくて、私の役割はもう果たしたというかht「言うなって言ってるだろ」
「…」
ht「…俺、マンちゃんじゃないからわかんない」
ht「Aは、こっちにいたいって思ってくれてるの？」
「……」
いたい、と言ったら彼らは私を死ぬまでここにいさせるつもりだろう。ただ、前の会社も気にはなるし、家族も…。
それに、…《見て欲しくない私》を認めてくれる自信が持てない。この人たちがいなければ私は生きていられないのにさらけ出せる勇気がない
仕事をしない私も見てくれるの？
ht「ん？！」
「プライベートな事ですので」
ハッシュドポテトのひと口を開きっぱなしの口に詰める。距離感のお返しだよ。
美味しがったことを伝え馬車に戻る。まだ完全には信用できてない。ごめんなさい
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あちき(プロフ) - 小豆さん» ありがとうございます！！ (12月29日 19時) (
レス) id: c587418d2f (このIDを非表示/違反報告)
小豆 - 5章完結おめでとうございます！反応集も書いてくれてありがとうございます。とっても面白かったです!6章でも頑張って下さい!! (12月29日 16時) (レス) @page50 id: a88cfbd51d (このIDを非表示/違反報告)
あちき(プロフ) - かぜ。さん» えぇっ！ありがとうございます！！嬉しいです！ (12月29日 10時) (レス) id: c587418d2f (このIDを非表示/違反報告)
かぜ。 - 初コメ失礼します！！物語が全部好きです！！こんなにハマった小説今までありませんでした！書き方から作り込まれた設定に世界観まで！とても好きです！！貴方様の小説とっても大好きなのでこれからも頑張ってください！！ (12月29日 10時) (レス) id: a4d5ca1fed (このIDを非表示/違反報告)
あちき(プロフ) - ビー玉さん» え！ありがとうございます😳💗 (12月28日 8時) (レス) id: c587418d2f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：あちき
| 作者ホームページ：http://33550619
作成日時：2023年12月20日 23時
