176話※少し注意 ページ26
《翌朝》
《食堂》
kn「大先生の匂いすんねんけどなんや」
sha「うわっ、ほんまや…」
「そう、ですか」
食堂に着いた途端、昨日までの態度と反転した彼らが服の袖や髪の毛越しに彼を当てた。嗅覚すごいなと感心していると後ろから本人が登場する
ut「俺が臭いみたいやん。シャツやろか?」
sha「いらんいらんw」
シャツを脱ごうとする鬱さんを、笑いながら止めに入るシャオロンさん。それを俯瞰するコネシマさん
いつもの空気
kn「ちゃうな。」
「はい?」
kn「匂いすんの嫌。着替えてきてや」
「えぇ…」
戸惑いつつも、言われたのなら仕方ないので部屋に向かう。いつもの服、洗濯してたっけ。
kn「あー、飯食ってからでええわ」
「…」
kn「そんな目で見んといてや」
───
《廊下》
「ふわぁ……眠い」
あれだけ寝たのにこの体はまだ欲する。暖かい光のさす廊下を歩いていると…向かい側からお姫様がいらした。彼女は、目線が会うなりまっすぐこちらに向かい、眉を顰められる。
ちる「…Aちゃん」
「何でしょう」
ちる「…魔法、かけてごめんなさい」
ちる「あ、あの…いわないでほしい。の」
ちる「魔法かけたこと。特にショッピくんには」
「……」
聖女様は、怒っているのではなく焦っていた。私が告げ口すると恐れたから。両手を震えながら合わせる姿はとても弱々しく、こういう方が愛されるんだろうな。
ちる「やりすぎたっては思ってるけど、…」
ちる「Aちゃんが羨ましくて、私だってこんなに頑張ってるのに、評価されないのつらい…」
ちる「ショッピくん、きっとAちゃんのことが好きなんだろうし…」
ちる「だ、だから、今回のこと、その、いわないで…ほしい」
この人に憧れる要素なんて私には無いよ?
エイプリルフールか、と考えていると彼女は涙目になっていた。顔を真っ赤にさせてふるふると何かを言いたそうにしている
ちる「Aちゃんはいいよね、…」
ちる「元が良くて。きっと、みんなから愛される幸せな人生過ごしてきたんでしょ…」
ちる「Aちゃんみたいに、愛されたい」
「…」
みんなから愛される幸せな人生?、
太陽が雲で隠される
───
ちるさんの、イメージ像とか需要ありますか?
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ナッツ(プロフ) - 忙しい年末年始にこんなにも素晴らしい物語を描いてくださらありがとうございます。これからも完結までゆっくり待ってますので頑張ってください!応援してます (12月20日 18時) (レス) @page50 id: 1ac31f139c (このIDを非表示/違反報告)
あちき(プロフ) - ティノさん» ありがとうございます😭 (12月20日 18時) (レス) id: c587418d2f (このIDを非表示/違反報告)
ティノ(プロフ) - 引き続き、というより引き継ぎ、の方がニュアンス的に合うような…?違っていたら申し訳ない🙇♀️ (12月20日 15時) (レス) @page45 id: e0db77bac3 (このIDを非表示/違反報告)
あちき(プロフ) - 作者も続きが読みたいです。(切実) (12月19日 7時) (レス) @page40 id: c587418d2f (このIDを非表示/違反報告)
はるぴ(プロフ) - 文章や内容がとっても読みやすいので毎日楽しみに更新を待ってます!主様も、自分のペースでゆるりと更新してくれたら嬉しいです! ! (12月7日 23時) (レス) id: babdf0ee1d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:あちき | 作者ホームページ:http://33550619
作成日時:2023年11月4日 10時