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136話 ページ36

syp「Aさん!A!っ、ちるさん?!」

眠っている聖女と、血だらけのAさん。明らかに重症度が違う。

syp「ちゃう、とりあえず2人を」
zm「A、!」
rbr「何がどうなっとんねん!!」

syp「ゾムさん、ロボロさん」

よかった。強い彼らが来てくれた。2人にちゃんと状況を説明して、ちゃんと頼んでちゃんと助けてもらわないと

zm「!、」
syp「だ、すけて”ください、Aさんが、…Aさんが」

rbr「…Aはペ神が治す。ショッピ、まだ泣いたらあかん」

グチャグチャな顔のショッピの肩を掴む。彼はハッとして袖で拭い、いつもの外資系に戻った。気だるそうな目の中に確かな意思があるその目

コネシマとよく似てるよ

syp「はい」

tn「何事や!」
gr「…、」
os「……」

sn「?!?!」
目の前の信じ難い光景に、唾を飲む。ペ神は声にもならない叫び声を上げながらA達の方にかけていった。そりゃ、あんな血だらけのAとか。信じたくないよな

「う、ッ」
sn「A、A?!」
sn「なんで口から血が出てんねん!なんでこんな量?!」

gr「…」

gr「《全兵士につぐ。恐らく前線部隊は全て全滅した。拠点Dに戻りただちに帰還の用意をせよ。遠征は1時中止だ。繰り返す、中止だ。》」

tn「ッ、」

グルさんの【全員に行き渡る】声の魔法。あいつは、俺らに大して撤退しろ。と命令しているんや。それは構わなへん。かまわへんけど

gr「…コネシマとシャオロンは置いていくぞ」
gr「…3日だ。3日待ってろ」


声をかけても彼らは反応しない。フォトンに魔力の限りを与え尽くすだけ。
意識のない2人の化け物は、フォトンを倒すまで力をやめることはないだろう。彼らを止める薬は精密ゆえ城に保管していたのがアダとなった。くそ

さらに前線部隊が崩壊して敗れた兵士の網を繋いでいた俺らにはもう、たたかう術はない。…Aと聖女もダウンだ

gr「派手に負けたぞ」


奥歯から鈍い音が響いた。

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作品ジャンル:恋愛
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烏丸 - 夢主の過去が……自分で自分を洗脳してたんですね……聖女ちゃんもハッピーエンドになるといいな… (11月4日 18時) (レス) id: 144a6ab78e (このIDを非表示/違反報告)
あちき(プロフ) - 樹乃さん» 次の4章からヤンデレも注意書きに含めようと思います😊 (11月3日 17時) (レス) id: c587418d2f (このIDを非表示/違反報告)
あちき(プロフ) - Rさん» ありがとうございます!なるべく其方に向けたいですねー…(   ᷇ᵕ ᷆  ) (11月3日 17時) (レス) id: c587418d2f (このIDを非表示/違反報告)
あちき(プロフ) - りすさん» ありがとうございます!そうなんです、悪女ちゃんは性格は悪すぎる訳では無いんです…!気づいていただいてとても嬉しいです😭 (11月3日 17時) (レス) id: c587418d2f (このIDを非表示/違反報告)
樹乃(プロフ) - やべっ、rbrさんも段々ヤンデレっぽくなってきた(大歓喜)!!! (11月3日 6時) (レス) @page44 id: df66a330f6 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:あちき | 作者ホームページ:http://33550619  
作成日時:2023年10月22日 9時

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