127話 ページ27
【食堂】
ht「A、おはよう」
「おはようございます、」
ひとらん様だ。…昨日のこともあり気まずさを表していると見ていない間に頭に何かがのった。それは左右に雑に撫でて離れていった。
ht「今日は、ちゃんとこれたな」
ht「朝ごはん、用意してるから。ありがとう」
「…何故礼を言うんですか」
礼を言わなければならないのらこっちなのに、と付け足すが彼はきょとんと不思議そうに見つめたあと理解したのか向日葵のような笑みを見せて
ht「Aが食べてくれるのが、嬉しいから？」
と去っていかれた。グルッペンさんや鬱さんは何かを理解しているらしく特に言及することなく厨房に向かっている。分かってないのは私だけ
「…」
私は、おまけなのにそんな扱いしていいの？
されていいの？
どうせ価値がなくなったら、捨てられるのに
「…」
gr「よし、いただきます」
その合図で各々は食事を楽しみ始めた。今日の朝ごはんは、フレンチトーストらしい。甘党の俺にはぴったりの素敵なものだな。ひと口ほおばれば蜂蜜と卵の甘さが舌の上で踊り噛めば噛むほど砂糖の暴力的な糖分が襲ってくる。ぁぁ、うま
kn「よう、そんな甘いもん食えるな…」
ut「シッマは人生損しとるよ」
kn「いや、損は無いやろ」
目の前の鬱たちは、砂糖の塊を平気と平らげていく。グルッペンに関しては少食のくせにおかわりを要求してくる始末だ。なんなんや…
隣の側のAも、…美味しそうに食っとる。そんなにうまいん？
kn「A、これやるから1口くれ」
「？、…これくらいですかね。はいどうぞ」
kn「半分でええ。甘いねん。ん、…」
Aが切り出した欠片は大きすぎる。半分ほど噛みちぎって食うと…案の定甘すぎた。蜂蜜や卵、砂糖の甘さがダイレクトに伝わりパンもしみしみで柔らかくなっているせいでまるで子供のおやつや。
kn「あ”っま…」
kn「ほれ。A、あーんしてや」
「私は、いりませkn「あかん？」
「…あー、」
断ったのに、貰われたのはハムサンドの1口。甘さが飽和していた口にはちょうどいい塩味になり舌が喜んでいる。咀嚼して飲み込んだあと彼に礼をすると目を細められていた。なぜ
zm「シッマ。欲しかったら俺の食えや」
kn「は？、食害始まるやん？！」
「…」
食害かぁ。されたら大変なんだろうな。
ポヤポヤ、蚊帳の外の気分でフレンチトーストを嗜んでいると聞こえた悪魔の声
zm「Aもいつか食害されような」
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烏丸 - 夢主の過去が……自分で自分を洗脳してたんですね……聖女ちゃんもハッピーエンドになるといいな… (11月4日 18時) (
レス) id: 144a6ab78e (このIDを非表示/違反報告)
あちき(プロフ) - 樹乃さん» 次の4章からヤンデレも注意書きに含めようと思います😊 (11月3日 17時) (レス) id: c587418d2f (このIDを非表示/違反報告)
あちき(プロフ) - Rさん» ありがとうございます！なるべく其方に向けたいですねー…( ᷇ᵕ ᷆ ) (11月3日 17時) (レス) id: c587418d2f (このIDを非表示/違反報告)
あちき(プロフ) - りすさん» ありがとうございます！そうなんです、悪女ちゃんは性格は悪すぎる訳では無いんです…！気づいていただいてとても嬉しいです😭 (11月3日 17時) (レス) id: c587418d2f (このIDを非表示/違反報告)
樹乃(プロフ) - やべっ、rbrさんも段々ヤンデレっぽくなってきた(大歓喜)！！！ (11月3日 6時) (レス) @page44 id: df66a330f6 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：あちき
| 作者ホームページ：http://33550619
作成日時：2023年10月22日 9時
