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96話 ページ46

【Aの部屋】

syp「つきましたよ、Aさん」
syp「…まだ寝とるやん」

あの騒動…グルッペンさんが何とかしてくれなかったら俺らはおしまいだった。…彼は大魔法のひとつ、洗脳の魔法でも使ったのだろう。疲労やばそ

syp「…Aさん、起きないと襲いますよ」

ベットに眠っているAさんは、何も反応しない。そんなに疲れたんか

syp「…」

彼女の頬を撫でる。…冷たいが柔らかい。気づけば俺は膝をベットの上にあげて撫で続けていた。目の前にある彼女の顔。…

syp「…ん、…これでも起きないんですね」

口付けの箇所は若干赤みを帯びている…1時間もあれば消えるだろう。俺だけしか知らない証に口の弧があがる。

これ以上は歯止めが聞かへん。無理やり部屋から出て、Aさんの腕の傷のことを思い出したのは部屋から出て直後のことだった。

syp「…傷増えてんのか、見ればよかった」

───


gr「楽しい宴を、やめるのは惜しいが…」
gr「我々にはまた課題が残されている」
gr「この宴の終わりは、それが完了してからにしよう。」

gr「我々国に、幸あれ。」


俺の言葉に一同は拍手を送り、各々談笑しながら帰る準備をしだす。その間に幹部をいつもの部屋に誘導させ、聖女をつれていかせた。ご要人や王族は帰る時はあっという間らしくもうボディーガードすら見当たらない。飯だけ食いに来たんか。


gr「…」

あとは、兵士たちに任せよう。俺も疲れた。

コートを無理やり脱ぎ払った後、彼らに続くようにそこに向かった。殆ど胃に入ってない体は空腹を覚え続けている。


【Aの部屋】

zm「A、起きてや」
「ん、ん…?ゾムさん…おはようございます」

zm「パーティは終わったから、今から俺らと飯食うで」
「?…わかりました」

彼に手を引かれるまま、その場所へ向かう。何故目が覚めたところがトントンさんに連れてこられた部屋出ないのかは気になったが…寝ぼけた頭では答えを考えることは不可能だった。

ゾムさんに連れてこられた部屋は、…あれ、
トントンさんの自室だ。よく分からないまま入ると…美味しい匂いと、少し頬が赤い彼らが振り返って視線が会う。

zm「Aともお祝いしたいねん」

いつものようにはにかむゾムさん。そのまま彼とシャオロンさんの間に座るよう言われ、目の前には…久方のビールらしきものが、置かれていた。

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作品ジャンル:恋愛
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眼鏡 - 大好きです!(突然の告白)とても面白いです。更新、頑張ってください!応援してます。 (10月17日 9時) (レス) @page43 id: 7037305142 (このIDを非表示/違反報告)
ちぃ - 今日も更新ありがとうございます!夢主の心の変化が楽しみです。更新無理のない程度に頑張ってください! (10月16日 19時) (レス) @page43 id: e69af3f6e5 (このIDを非表示/違反報告)
でんじゃらす(プロフ) - コメント失礼します!いつも「聖女ちゃんかわいい報われて欲しいな〜」と楽しく読ませて頂いてます!更新頑張ってください! (10月16日 18時) (レス) id: 815ffd723f (このIDを非表示/違反報告)
あちき(プロフ) - shiroさん» ありがとうございます笑 (10月16日 8時) (レス) @page35 id: c587418d2f (このIDを非表示/違反報告)
shiro(プロフ) - キャラが確立されてて面白いです!最近の楽しみです笑 (10月16日 0時) (レス) @page35 id: 29afbe8bb4 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:あちき | 作者ホームページ:http://33550619  
作成日時:2023年10月10日 6時

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