92話 ページ42
その瞬間、白い光が炎のように赤く、青く燃えだし次の瞬間パッと弾けて…空中に待っていたものは消えた。…よく見れば井戸のような形の中にまだ居るらしいが…
ちる「…、つかれた」
なんだか、もう疲れた。あと1回彼女を恨めば出来るだろうが…もう疲れた。
ちる「…どー、せ。お願いしてもAちゃんは消えないしな」
そのセリフを言った瞬間、目の前が真っ暗になり意識が落ちた。きっと反動だろう。…あぁ、ショッピくん助けに来てくれないかなーー。
───
ci「ここ、どこやねん！」
あいつらについて行ったと思ったら、…いなくなった。まじで誰もおらん。なんで？
ci「…これが、フォトンの力」
フォトンが弱いと見定めた奴には幻覚魔法をかけられる。その魔法は最初は気づくことが出来ず、ついていったと思っていたらいきなり違う場所に向かっていたなんて言われている魔法
それにかかったってことは、…俺は弱いんか…
弱いんですか…
ci「…ならまて」
俺が弱いんだったら
エミさん、大先生
そして、A。あいつはやばいやろ。
仮にもエミさん、大先生、俺は脱出できる魔法を知っている。としても
あいつは何も知らない。そもそも魔法が使えないのに
ci「…でも、死んでくれた方が楽やし」
ci「…いや、…でも」
───
「…あー、」
暑い、なんか暑い。…死ぬわこれ
歩くのも辛くなって座り込んだ時、以前にもこの感覚を体験したことを思い出した。
魔力酔い、…フォトンの森ならそれも有り得るよな。と自嘲して目を瞑る。
仕方ない。宿を取らない選択を取ったのは私だ。
死んでも…
意識がなくなってきた頃、一つ思い出した。
最初、トントンさんと交わした約束。
確か、そこに【死ぬな】っていう約束があった気がする。それを破ったらきっとトントンさんは怒ってしまうだろう。約束とは契約。契約違反はたしかに困るよな。
彼を困らせてはいけないよな
どうせ遠征が終わったらしぬんだろうし
…生きないと、いけないのかなぁ…
その途端、聞き覚えのある声がした。…振り向くと
あ、
え、
チーノさんがいる。汗だらけのチーノさんが私の名前を呼んでいた。なんで？…いらないんじゃないの？
ci「A！おった、！！」
「…チーノさん。汗凄いですよ。ペ神さんのほうに行った方がci「今は、お前の方が大事やねん」
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眼鏡 - 大好きです！（突然の告白）とても面白いです。更新、頑張ってください！応援してます。 (10月17日 9時) (
レス) @page43 id: 7037305142 (このIDを非表示/違反報告)
ちぃ - 今日も更新ありがとうございます！夢主の心の変化が楽しみです。更新無理のない程度に頑張ってください！ (10月16日 19時) (レス) @page43 id: e69af3f6e5 (このIDを非表示/違反報告)
でんじゃらす(プロフ) - コメント失礼します！いつも「聖女ちゃんかわいい報われて欲しいな〜」と楽しく読ませて頂いてます！更新頑張ってください！ (10月16日 18時) (レス) id: 815ffd723f (このIDを非表示/違反報告)
あちき(プロフ) - shiroさん» ありがとうございます笑 (10月16日 8時) (レス) @page35 id: c587418d2f (このIDを非表示/違反報告)
shiro(プロフ) - キャラが確立されてて面白いです！最近の楽しみです笑 (10月16日 0時) (レス) @page35 id: 29afbe8bb4 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：あちき
| 作者ホームページ：http://33550619
作成日時：2023年10月10日 6時
