90話 ページ40
rbr「んじゃ、俺床でねるから」
rbr「Aも、朝早いからちゃんと起きてな」
「私が床で寝ます。部屋の主はベットで寝てください」
rbr「いや、俺が寝るし」
「なぜ」
rbr「お、女の子だからちゃんとベットで寝ないと」
「いいです。おまけなので」
rbr「…」
かれこれ数分後、ベットを挟んでお互い床でねるというまじで不効率な状態が出来上がった。Aには強い上下関係があるらしく…上の俺が下のAにベットを使わせるのはダメらしい。なんやそれ。俺はAの腰が痛む方が嫌やねんけど
rbr「……A、」
…
rbr「そ、その、A。…こんな事して効率悪いやん、?」
あぁ、あかん。一気に熱が出てきた。世話するのは出来るんやけど…。普通のことが出来ひんねん。彼女に伝えたいのに声が震えてしまう
rbr「…あ、あれなら、一緒にね、ねない…?」
rbr「別に!離れて、ねるから…いいんやけど」
rbr「……あの〜、Aさーん…」
rbr「…寝とるやんこいつ!!!!」
返事がないから、おちょくってんのかとベットから見下ろすと…丸まって寝ていた。なんちゅう速さや。気絶やろ
rbr「ちょ、…ベットで寝てや…」
立ってAを抱き上げる。女の子を抱いたことは殆どないからこれが軽いのか、重いのかは分からへんけど
背中のあばら骨が痛い。
rbr「…」
ベットに横にさせ布団をかける。隣のソファに腰をかければ…これでいいやろ。
rbr「…」
言い出せない曖昧な空間が、俺らを蝕んでいった
───
2日目も終わり、3日目も過ぎ去った。
なんとか人工林を通り過ぎたあと、一行は大きな川を渡り、ついに自然林
フォトンの縄張りの中に入っていく。昼間なのに若干濁った空気は士気をさげ、集中を切らさせていく。その奥に、…我らの害悪、フォトンが湧いているのだ。
───
フォトンとは、マグマのような生命体です。
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眼鏡 - 大好きです!(突然の告白)とても面白いです。更新、頑張ってください!応援してます。 (10月17日 9時) (レス) @page43 id: 7037305142 (このIDを非表示/違反報告)
ちぃ - 今日も更新ありがとうございます!夢主の心の変化が楽しみです。更新無理のない程度に頑張ってください! (10月16日 19時) (レス) @page43 id: e69af3f6e5 (このIDを非表示/違反報告)
でんじゃらす(プロフ) - コメント失礼します!いつも「聖女ちゃんかわいい報われて欲しいな〜」と楽しく読ませて頂いてます!更新頑張ってください! (10月16日 18時) (レス) id: 815ffd723f (このIDを非表示/違反報告)
あちき(プロフ) - shiroさん» ありがとうございます笑 (10月16日 8時) (レス) @page35 id: c587418d2f (このIDを非表示/違反報告)
shiro(プロフ) - キャラが確立されてて面白いです!最近の楽しみです笑 (10月16日 0時) (レス) @page35 id: 29afbe8bb4 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:あちき | 作者ホームページ:http://33550619
作成日時:2023年10月10日 6時