86話 ページ36
os「…」
でも、嫌なもんは嫌や。Aにされたらなんか嫌。癪に障る。やからやめて欲しい。ついでにAは俺に惚れて欲しい。
でも、これでAの信頼度は他のやつよりは上がったんちゃう？天才めゥ〜
【広場】
「あつ、…ｯ…」
頂いたオニオンスープが、思ったより熱を持っていた。痛みの引かない舌を抑えながら食べていると…後ろから気配がする。
ちる「おはよう？Aちゃん」
「…おはようございます」
隣に座られる聖女さん。何故わざわざ私とだろうか。せっかくなら彼らと食べればいいのに
ちる「Aちゃんって、少食なの？」
「少食な方では、あります。」
「聖女様は？」
ちる「私も、食べない方かなー。」
「…」
こんなに綺麗な体なのに食べなくても維持できるのか素晴らしい体質だな。爪くらい分けてほしい
ちる「…ねぇ、私さ」
「？」
ちる「しょっぴくんのことが好きなんだよね」
「なるほど、…」
ちる「だから、手伝ってくれない？」
「……何をですか？」
質問の意図が分からない頭が申し訳ない。彼女はニコニコしながら鈍感だな〜と私の肩をつついてくる。…何が鈍感なのだろうか。戸惑いを全面に出していると彼女はため息をひとつ吐き遠いどこかを見つめた。…たしかに綺麗な顔。聖女様っていう言葉にふさわしい
ちる「私と、しょっぴくんが付き合えるように」
ちる「手伝って欲しい」
「…私達は、フォトンの制圧がおわれば帰ると思いますが」
ちる「それまででもいいの！」
ちる「ダメなの？…やっぱ、Aちゃんもしょっぴくんの事が…」
その時、…噂の彼がやってきた。朝苦手なのに早起きしてるせいでとても眠そうな彼は、私たちを交互に見たあと
syp「そろそろ出るんで準備してください」
と背中を向けて去っていった。
ちる「…」
「…」
あぁ、この目知ってる。
【選ばれた側の人間】の目だ。そっか聖女様はそちら側にいられたんですね。
立ち上がってはいきましょう、と言うが待たずに歩き出す。それこそあなたは彼と幸せになればいい
syp「……」
Aさんだけだったら、話せたのに
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眼鏡 - 大好きです！（突然の告白）とても面白いです。更新、頑張ってください！応援してます。 (10月17日 9時) (
レス) @page43 id: 7037305142 (このIDを非表示/違反報告)
ちぃ - 今日も更新ありがとうございます！夢主の心の変化が楽しみです。更新無理のない程度に頑張ってください！ (10月16日 19時) (レス) @page43 id: e69af3f6e5 (このIDを非表示/違反報告)
でんじゃらす(プロフ) - コメント失礼します！いつも「聖女ちゃんかわいい報われて欲しいな〜」と楽しく読ませて頂いてます！更新頑張ってください！ (10月16日 18時) (レス) id: 815ffd723f (このIDを非表示/違反報告)
あちき(プロフ) - shiroさん» ありがとうございます笑 (10月16日 8時) (レス) @page35 id: c587418d2f (このIDを非表示/違反報告)
shiro(プロフ) - キャラが確立されてて面白いです！最近の楽しみです笑 (10月16日 0時) (レス) @page35 id: 29afbe8bb4 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：あちき
| 作者ホームページ：http://33550619
作成日時：2023年10月10日 6時
