80話 ページ30
ちる「…」
私がさ、もし魔物に襲われたらみんな心配してくれるのかなー。Aちゃんを心配するみたいに私も見てくれるのかな。そしたらいいな。そしたら、ショッピくんもこっちみてくれるよね？
os「…」
相変わらず、あんたの脳みそはお花畑やな
【夜】
rbr「ここら辺でストップやな。この先は長い川があるから厳しい。」
gr「わかった。なら、馬も休ませよう。」
日もくれたころ、近くの開けた空間に馬車を止まらせた。星も見えかけているこの時間ではたしかに渡るのは厳しいだろう。
馬車から降りた聖女は疲れていたのか眠っているらしい。座っているだけで疲れるとかいい身分だな。10日分の仕事を持っていこうとしたAとは大違い
【数時間前】
tn「だめ」
「でも、移動時間もなにかに活かした方が」
「私は、荷物の馬車に詰められるなら敵に見つかっても燃やせば情報は大丈夫、…」
tn「だめ。一日分までにしなさい」
「…ダメですか？」
tn「だめですねぇ」
「…」
───
「……」
ここに来て、約1ヶ月半初めて外に出た。どうやらここで野宿するらしい。魔法の力で部屋のようなテントを作り出している。流石魔法使い。
上を見上げると…中々自分の所では見られないほど綺麗な星たちが私たちを見ていた。恐らくあの星の並びは違うだろうけど…何故か、地球に戻った気分がする。暫く何も考えずただ見ていると目の前から気配がした。
sha「A、飯やって」
「わかりました。」
焚き火を囲んで、椅子に座っている彼ら。こういう所は地球と一緒なんだな。
シャオロンさんと、ショッピさんの間の席に座るとショッピさんからはい、と手渡された。
今日は、運びやすいパンとブロック肉のシチューらしい。
「…」
各々のタイミングで食べ始める。キャンプ飯は美味しいと言うが…たしかにこれはハマりそうだな。シチューも暖かくて濃厚。
ut「寒くね？、やっぱ夜は冷えるんやな」
kn「俺見て言えるん」
ut「半袖きたのが悪いやろkn「あ”？」
「…」
たしかに夜は寒い。この時期なのもあるしきっと自然の空調がきいているのかもしれない。開いた手で腕をさすっていると隣のショッピさんから声をかけられる。
syp「寒いんすか？」
「？えぇ、まぁ。…でもそこまではないです」
シチューも、ありますし。と言ったら彼が…あれ、何故か残念そうな顔をしている。
なぜ？
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眼鏡 - 大好きです！（突然の告白）とても面白いです。更新、頑張ってください！応援してます。 (10月17日 9時) (
レス) @page43 id: 7037305142 (このIDを非表示/違反報告)
ちぃ - 今日も更新ありがとうございます！夢主の心の変化が楽しみです。更新無理のない程度に頑張ってください！ (10月16日 19時) (レス) @page43 id: e69af3f6e5 (このIDを非表示/違反報告)
でんじゃらす(プロフ) - コメント失礼します！いつも「聖女ちゃんかわいい報われて欲しいな〜」と楽しく読ませて頂いてます！更新頑張ってください！ (10月16日 18時) (レス) id: 815ffd723f (このIDを非表示/違反報告)
あちき(プロフ) - shiroさん» ありがとうございます笑 (10月16日 8時) (レス) @page35 id: c587418d2f (このIDを非表示/違反報告)
shiro(プロフ) - キャラが確立されてて面白いです！最近の楽しみです笑 (10月16日 0時) (レス) @page35 id: 29afbe8bb4 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：あちき
| 作者ホームページ：http://33550619
作成日時：2023年10月10日 6時
