72話 ページ22
rbr「ほら、なら行ってよし。仕事しすぎんなよ」
「あぁ、ありがとうございます」
お世話されてる？もしかして。…考えるが気まぐれだろうと受け入れることにした。…嫌な気持ちはしないけど、
rbr「…」
zm「おかん」
syp「背も丁度いいですしね」
rbr「うるさっいわ、あほ」
楽しいことの先には、必ず何かが起きる。
【数日後】
その知らせは、予測はしていたが唐突だった。
【トントンの部屋】
tn「せや、…Aもついていくことになっとる」
「…遠征」
tn「ただ、Aには魔力はない。耐性もない。」
tn「怖かったら、近くの安全な民泊にとめることもできる。」
tn「俺らは1週間以上いないが…それでもええか？」
Aは、やっぱり怖いやろうな。そりゃそうだ
俺らと違ってAは低級魔族の攻撃ですら致命傷になりかねない。それに野宿も…きっと
と思っていたのは、俺だけだったらしい。Aの顔は…普通の、いつも通りの表情だった。死んだ目で消えない隈が俺を見つめる。
「私も、ついていきます」
tn「…ほんまなん？死ぬの怖ないんか」
「私だけ民泊を使うとなると、予算もあがってしまいますし、」
「私が死んでも、聖女が生きていれば構いません」
「遠征が終わったあとも、予算は必要です」
tn「A、お前…給料全額当ててるんやろ？」
tn「なら、別に宿に当てたって、実質Aの金から引いてるもんやし…」
いってほしくない、という言葉を濁しながら
伝えると…Aはきょとんと不思議そうに眺めていた。なぜ？
「トントンさんは、…行って欲しくないのですか？」
「たしかに。足でまといなのであれば…」
tn「…せや、あしでまと」
その時、書類の中から1枚の記事に目が入る。
手に取れば、…【宿での襲撃事件】だった。負傷者は5名。そのうち2人は死亡している
tn「…やっぱ、来い」
「分かりました」
突然の変更にも動じないA。お前にとって命ってなんなんや。もしかして、仕事とか言うんちゃうぞ
tn「A」
「？」
tn「条件がある」
絶対、1人にならないこと
少しの体調の異変も直ぐに報告。我慢しない
怖くなったら、素直に言う
俺らが言ったことは絶対守る
tn「ええか」
「分かりました。」
頷いた彼女は、書類をまとめて部屋から出た。話は終わったと思ったのだろう。止めなかった俺も悪いが…あと1つ言いたかった
tn「死なんといてや」
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眼鏡 - 大好きです！（突然の告白）とても面白いです。更新、頑張ってください！応援してます。 (10月17日 9時) (
レス) @page43 id: 7037305142 (このIDを非表示/違反報告)
ちぃ - 今日も更新ありがとうございます！夢主の心の変化が楽しみです。更新無理のない程度に頑張ってください！ (10月16日 19時) (レス) @page43 id: e69af3f6e5 (このIDを非表示/違反報告)
でんじゃらす(プロフ) - コメント失礼します！いつも「聖女ちゃんかわいい報われて欲しいな〜」と楽しく読ませて頂いてます！更新頑張ってください！ (10月16日 18時) (レス) id: 815ffd723f (このIDを非表示/違反報告)
あちき(プロフ) - shiroさん» ありがとうございます笑 (10月16日 8時) (レス) @page35 id: c587418d2f (このIDを非表示/違反報告)
shiro(プロフ) - キャラが確立されてて面白いです！最近の楽しみです笑 (10月16日 0時) (レス) @page35 id: 29afbe8bb4 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：あちき
| 作者ホームページ：http://33550619
作成日時：2023年10月10日 6時
