たとえ聖女じゃなくても2【d!】

69話 ページ19

ちる「…」

みーんな、Aちゃんのことばかり
なんでみんな、こんな子がいいの？私は？私はどうなの？私だって頑張ってるじゃん。

なんで、みんな私をみてくれないのかなぁ
ちる「私もーお腹いっぱいー」

os「…」
tn「珍しいやん。」
ちる「そうかなぁ！笑、」
ちる「でも大丈夫だよ、、」

皆からの心配の目が凄く嬉しい！やっぱ
みんなこーーんなに心配してくれたんだね！
私の事好きなんでしょ！ふん！

ちる「なら、もう部屋に戻るね。Aさんとごゆっくり」

寂しそうに見つめたあと、廊下をでてゆっくり歩く。Aちゃんの真似。これで誰か…ショッピくんとかトントン来ないかなぁ

ちる「…こない」

すんごくゆっくり歩いたのに、私の部屋の前まで来ちゃった…あ、もしかして準備してから来る感じ！ご飯食べてからとか！
絶対そうだ！

ちる「私可愛いんだから、みんなほおっておけないよね」

絶対そう
Aちゃんより可愛いし、頑張ってるし


【食堂】

os「俺が心読めるってわかってあれなんかな」
tn「まぁ…忘れてるんやろ」
gr「ははは」

syp「はぁぁ…」
ci「なんや、ショッピ。」
syp「１回、過去見たいんやけど、」
syp「平和すぎて」

ci「はははっ、」

「…」

あぁ、やっぱちょっと冷めちゃった。せっかくなら
温かいうちに食べたかったな…

os「Aは、素直やな」
「はい？」
zm「Aは、何って思ったん？」
os「ちょっと冷めてしょぼん」
zm「！笑笑」

「そんな擬音語は使ってません。あとプライバシー欲しいです」
os「しゃーないしゃーない」
「…」


知らない。もう食べる

os「はいはい、食べな食べな」
「…」


【夜】

【Aの部屋】

「…あぁ、もう11時」

まだ、誰も来てないし仕事できるか。

と思った矢先、刺客がきた。彼はパジャマ姿で廊下をうろついたあと私の部屋に突進してくる。またため息がひとつ増えた。

gr「A。タイムアウトだ」
「まだ、59分です」
gr「今、11時になったぞ」
「ボーナスタイムgr「ない。」

gr「ほら、大人しく諦めろ！」
「…はい」

Aが仕事する上での条件その2
緊急時以外、11時までに仕事を終わらせる。

そして、何を勘違いしたのかAは11時まで
しなくてもいい仕事をして時間を潰すようになった。おかげで支出以外も…だいぶ楽になったがそれはAの体調が悪くなるやろ

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