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2話 ページ2

【前日】

tn「え、俺とこいつらで…Aの配膳を?」
??「そうだよ。」

君と、ひとらん、シャオロン、ゾムと兄さんで配膳役を
することが決まった。
勿論【博士の下した判断や。間違いは無い】

だけど、あまりにも突拍子過ぎていたせいで
少し、戸惑う。

tn「…Aは、俺らに扱えるでしょうか。」
tn「あいつは、他の研究所をまるごと【火事】にした経験があります。…俺らだけで抑えれるかどうか」

??「抑えなくていい。彼女を従わせさえすればこちらのものだ。」
tn「…わかりました。」


【研究室内】

sha「どやった?」
tn「……喋った。」
sha「えぇ?!あいつ喋るん?…」

同僚のシャオロンと一緒にコーヒーを囲む。
昼はこいつが当番だよな、と思いながら
重い頭を支えていると不安そうな声。

sha「おれ、殺されへんかな、…」
tn「まぁ、殺されてもしゃーないやろ。博士の命やし」
sha「せや…、でも怖いやんやっぱ」
tn「がんばれ」
sha「うぅ、…」

tn「…」

噂…ちゅうか、あいつの配膳などで関わりをもった
研究員は後を絶たず体調不良をおこし
酷いやつは精神もおかされ入院しとる。
やから、シャオロンが怖いのも…仕方ない?

…でも、さっき食らったのは…
胸が高まる感覚だった…気がするねんけどなぁ

sha「…」

【お昼】

sha「ひぇ、…睨んどるやんあいつ」

ガラスごしのあいつは、…俺を睨んでいる。
怖いって!帰りたい!!!!

…でもやらんと、…

意を決して手早く二重ドアの中に入っては、
…あいつのすぐ近くに皿が置かれていた。

…あれ、あいつ食ってないやん

sha「…入るで。」

Aは、俺を睨み続け体操座り
…怒ってはなさそうやな。

sha「…食わんかったん?それ、」

指させば、視線を移す。…頭、ええんかこいつ
冷や汗を懐の拳銃に這わせながら見つめていると
…思った3倍以上の返事が帰ってきた。

「バケモノに食事はいりません。」
「なので持ってこなくて結構です。大変でしょうし。」

sha「…喋った、…」

流暢に喋るやんこいつ。てか、え、まって

sha「え、お前、バケモンって自覚してるん?」
「?バケモノだから、ここに収容されているのでしょう?」
sha「せやねんけど…、」

このバケモノ

人間っぽくないか…?

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あちき(プロフ) - 檸檬さん» ありがとうございます。照れます(驚)(早口) (9月24日 8時) (レス) id: c587418d2f (このIDを非表示/違反報告)
あちき(プロフ) - 1さん» ありがとうございます笑、パラレルワールドっぽくなりました~ (9月24日 8時) (レス) id: c587418d2f (このIDを非表示/違反報告)
あちき(プロフ) - 烏丸さん» コメントありがとうございます(⋆ᴗ͈ˬᴗ͈)”逆バーもどきをかいてみました!笑怒鳴っていくんでしょうね…( ¯ᵕ¯ )。お友達になっていただけるんだすか…? (9月24日 8時) (レス) id: c587418d2f (このIDを非表示/違反報告)
檸檬 - 最高です神作を投稿してくださってありがとうございます(早口)(真顔) (9月24日 8時) (レス) @page4 id: b3274f6834 (このIDを非表示/違反報告)
1 - パラレルワールドなんですかね。なんかいいですね。 (9月24日 1時) (レス) @page4 id: 3bc86cc6f5 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:あちき | 作者ホームページ:http://33550619  
作成日時:2023年9月23日 22時

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