【d!】バイトしてたらお嬢になるとか聞いてない件

7話 ページ8

「ん、…もう食べれんって……お腹いっぱい…」
「！！」ﾊﾞｯ

さっきと同じ場所
ふかふかのベットがやけに冷たかった
「そうだ、私、誘.拐されて…」
「逃げないと」

はやく、帰って警察に、
いや、警察呼ばない代わりに関わらないでって言うか？
とりあえず、逃げないと
よくわかんない実験とか
奴…隷以下とか

絶対、無理！こわい！！

深夜2時に起きてる時点でちょっと怖いのに！！


rbr「あ！！Aちゃん！おはよう！！」
「え、あ、…子供…？」
rbr「なんでやねん！！」

コイピンクのシャツを着た小学生？は
顔を天って書いてる布で覆っていて
顔は見れない

こんなの所で？あの人たちの息子さん？…
rbr「俺、言っとくけどAちゃんより年上やからな！！」
「え、あ、？」

轟音のように叫ばれて耳が痛い
確かに声は野太いし、小学生にしては雰囲気が違うというか…

rbr「まったく。でも認知されたことは嬉しいわ…」
rbr「俺のこと、知らへん？…あ、顔掛けつけとるからか…」

しゅるしゅると布を外され
コ○ン君みたいな設定の人の顔が現れる

「……」

ぷっくらした唇にまん丸おめめ。
前髪はパッツンで、瞼にぎりかかりそうだった

女の子、みたいな顔立ち…

「…あ、コンビニの」
rbr「そうそう！！顔は覚えてくれてたんやなぁ！」
rbr「Aに認知されたくて同じ時間に毎日来てたのが幸をなしたわァ！」

「…いつも、お弁当の暖めを頼むひと…」
rbr「そこまで覚えてくれとるなら光栄や」

zm「？ロボロ。A起きたん？」
rbr「せやでぇー！しかも、俺のこと知っとるねん！」
zm「ええなぁ。」

翡翠色のシャツを着た男性は栗皮色の髪の毛をひとつに束ねていてほんのり、何かの匂いがした

zm「Aは俺の事知らんよな…」
zm「俺ゾムって言うねん。よろしくな！A」
「ぞむ、さん…」
rbr「あ、俺の名前知らんかったよな！俺は、ロボロやで！」
「ろぼろ、さん」
rbr「えへへ！名前呼ばれたっ、…！」

あれ、この人案外可愛いか？もしかしたら
ここから出してくれるかも

rbr「Aがここにずっとおるって言ってくれてほんま嬉しかったわァ…」

あ、ダメだ。提案すらさせてくれない感じ

「…」
翡翠色の人はどうだうろ。雰囲気は末っ子…？のような
無邪気な子供のようなものだし、
安全？
zm「A〜。俺ゴミ処理班やからちょくちょくおらんくなるけど忘れてんとな？」
「ごみ、しょり、？」

zm「？いらないやつの解体やで」

だめだ。脅威すぎる

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