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5話 ページ5

【○○大学】

「……」
zm「なぁ、聞いてるん?A」
rbr「Aちゃん、大丈夫?」
「え、あぁ。ごめんね。何だっけ」

お昼時、2人に捕まえられて中庭のベンチで
食べることになったんだっけ。
いけない、ボーとしてた

rbr「Aちゃんのお弁当、カロリー低すぎん?」
zm「せや。てか肉入ってないやん」
rbr「お前は入れすぎやねん」
zm「これくらい食わんと力でないねん」
rbr「あぁ?高校生か」

「…」

あぁ、私のお弁当のことか。
今日の献立は米。もやしとピーマンの炒め物
お豆腐と小松菜を混ぜたサラダ。

お肉高いしなー、卵も高いし…仕方ない
zm「ほら、これやるから食え」
rbr「はぁ?!それってか、関、接」
zm「うるっさいなぁDTは」
rbr「やかましいんじゃい!」

「大丈夫だよ。動けるし」

ゾムは優しい。だけど申し訳ないし
彼が食べる予定だったんだからいらない

ロボロは顔を真っ赤にして、
…タンパク質1色のお弁当を頬張る。
お弁当って人の性格が出るのかも

rbr「でも、Aちゃんのお弁当は少ないのはホンマやで」
rbr「そんなに今、切迫してるん?」
zm「…相変わらず無神経やな」

「うーん、仕方ないからねー」

ロボロのこういう質問。そろそろ
答え方のレパートリーも増やさないと

rbr「…あれなら、お金貸すで。別に今困ってへんし」
「いやいや、お金の貸し借りはやめとくよ」
「お気持ちだけ。ありがとう」
rbr「…おん、」

彼の頬がまた赤くなった。…ピュアだなあ
そのままピーマンをほおばれば生焼けなのか
苦いがピリッと舌を刺した。

zm「……」

Aのために、肉焼いてきたのにな…

いつもより豚肉が味気なく感じてきたわ

【夕方】
【カラオケ○○店】

「はい、201号室にお願いします」

この日はカラオケの受付さん。
たまに、面白いお客さんも来るから楽しい

syp「Aさん」
「あぁ、ショッピくん。今日はお客さんなんだね」

ショッピくんは、ここで働いているが今日は
お客さんとして来たらしい。後ろにいる
背が高い人はきっとお友達だろう
ピピッ、とレジのボタンを押していく。
伝票を渡せば、2人はニコニコと去っていった

──────

ロボロ
Aの同級生、ゾムの友達
Aは唯一の女友達

ショッピ
カラオケ○○店のバイト。Aの後輩
チーノと同じ大学でAのことが気になってる…?

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あちき(プロフ) - 天乃 琉亜さん» 初コメありがとうございます!それはどうでしょうね…😏 (8月27日 0時) (レス) id: c587418d2f (このIDを非表示/違反報告)
天乃 琉亜 - 初コメ失礼します!grさん初恋の人が夢主(?)ちゃんであって欲しい‼! (8月26日 19時) (レス) @page8 id: ab45c2aafd (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:あちき | 作者ホームページ:http://33550619  
作成日時:2023年8月23日 22時

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