45話 ページ45
台所
ht「久しぶりかも」
tn「作れる？作れへんなら別に」
ht「俺もAに食わせたい」
tn「…」
トントンの隣で13人分の飯を作るのは
数世紀ぶりだった。今日はカレーらしい。
Aも、よく作ってた
子供なら好きでしょって新しい誰かを
迎え入れた時とか
流れてくる思い出に目頭が痛くなり
視界がぼやけてきた
ht「…玉ねぎ、きって涙でただけ」
tn「ほんまに俺するで…？」
「何作ってるの？」
tn「へｯ、あ、A」
ht「今日はカレーだよ」
ゾムとの夕方寝から起きたAは
目を擦りながら後ろに立っていた。
シチューの色違いと言っても彼女の
興味は消えずずっとみている。
もしかして、
tn「…調理、見たいん？」
「…うん」
ht「いいよ、見てて」
tn「…」
Aが、レガシー発掘以外で興味を持つ
珍しいことに心臓がうるさく鳴りながら
調理を始めた。
邪魔にならないようにと死角に立つ
Aが気になる。
ht「Aって、料理するの？」
「しないかな、レンガ食べてた」
tn「んｯw」
ht「レンガ、？」
これっ、と1口完全食を
Aの手から頬張るひとらん
急いで水をのんで口の中の砂を
流して息を整える姿に手が震える
ht「これ、食ってたの？他には、？」
「これだけ。…栄養しか気にしてなかったから味はあれだけど…」
ht「…A、料理教えるからそれもう食べちゃダメだよ」
ht「確かにレンガ」
tn「悉く言われとるやん」
tn「てか、Aがレガシー以外に興味持つの珍しいんちゃう」
「何となく気になった」
tn「…ふーん、」
会話もそこそこにして、アイツらの空腹に
間に合うように再開する。
具材を切ったら、
硬い奴から鍋に放り込み火にかける
その間に、大量の米を研ぎ炊き始め
火が通ってきたら肉、その後水を入れ
煮込み
サラダや副菜を作ってまつ
あとは、作ったカレールーをいれて
tn「完成」
「…凄い」
ht「Aも、作れるよきっと」
「そうかな。」
目が閉めたら、二人の会話が聞こえたから
向かうとご飯を作っていた。
今まで食べてきたけど、作ったところは
わかんなくて
知りたかった。
そしたら、魔法みたいに声で作れるものじゃなかった。
材料を取り出して、きって焼いて煮込んで
凄かった
「…」
「出来るようになれたらいいな、」
tn「…なら、教えたる」
ht「うん。Aがしたいなら教えるよ」
「……ありがとう」
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クリス - コメント失礼します!半日かけて読みましたがとても面白かったです!こういった話は好きなので無理せず投稿できることを祈ります。僕は何年だってこの作品の更新を待ってやるんだから!!!!!!（口調がとうとうどっかいった模様） (4月5日 13時) (
レス) @page50 id: 38b1bcc161 (このIDを非表示/違反報告)
あちき(プロフ) - miyaanaさん» 今更気づきました…すみません…！私は今はやっていないです😢。いつかしたいなとは思いますが…… (3月3日 6時) (レス) id: c587418d2f (このIDを非表示/違反報告)
miyaana(プロフ) - コメント失礼します..！質問なのですがあちき様ってTwitter(X)などやっていらっしゃいますかね...？やっていたらフォローさせていただきたくてコメントさせていただきました。迷惑だったらすみません 応援してます！大好きです！！！ (12月11日 23時) (レス) id: dd83a370ce (このIDを非表示/違反報告)
の〜さん（旧もこ）(プロフ) - コメント失礼します！私実シ兄者様全員推しなのと逆ハー大好物なので嬉しいです！出来たら全員に恋愛的に愛されたいです。無理ならすみません。更新頑張ってください！楽しみにしてます！ (12月4日 20時) (レス) @page5 id: 79dfdf41ef (このIDを非表示/違反報告)
あちき(プロフ) - 絶対2章までの短編って決めてるんだ…() (11月26日 22時) (レス) id: c587418d2f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：あちき
| 作者ホームページ：http://33550619
作成日時：2023年11月19日 11時
